キャリア決済現金化の豆知識!買取方式、キャッシュバック方式について徹底解説

キャリア決済を現金化する際、安全性と確実性を重視するために業者を通して手続きするのが一般的です。

業者がキャリア決済を現金化するときに取る方法は「買取方式」、「キャッシュバック方式」の2種類。

キャリア決済現金化専門店は「買取方式」を採用している場合が多く、「キャッシュバック方式」はクレジットカード、キャリア決済の両方で現金化サービスを提供している業者が採用しています。

ただし現金化するための手続きを業者に依頼するとはいえ、悪質店に引っかからないためにもどのような流れでキャリア決済を現金化するのか?この点についてはしっかり把握しておいた方がいいですよね。

そこで今回は、キャリア決済現金化の豆知識として「買取方式」、「キャッシュバック方式」の特徴について詳しく解説していきます。

その上でどちらの手法がより安全にキャリア決済を現金化できるのか?

それではさっそく見ていきましょう。

現金化の基礎知識!買取方式とキャッシュバック方式について

冒頭でもお伝えしたように、キャリア決済現金化には買取方式とキャッシュバック方式、2種類のパターンが存在します。

もちろん業者によってそれぞれ取り扱う方式が違うので、「どの業者を利用するのか?=どの方式で現金化するのか?」をしっかり考える必要があります。

そこでまずキャリア決済現金化を利用する前に、買取方式とキャッシュバック方式の違いについて知っておきましょう。

買取方式とは?

買取方式とは、利用者の購入した商品を現金化業者が買取する流れの現金化方式。

この場合、現金化業者が利用者に対し商品を販売し、その場で中古品として買取するという方法を取っている業者も多いです。

もちろん利用者が別のところから商品を仕入れてくることも可能。

利用者視点で考えると、まず利用者は商品の販売元から10万円の商品をキャリア決済で購入し、現金化業者に8万円で買取してもらう。

買取代金は利用者の口座に即日振り込まれ取引完了。

その後、利用者は翌月の携帯電話料金と一緒に10万円を支払います。

ようするに即日8万円の現金を手にすることができるのです。

よくある「商品の転売」と同じ流れで買取してもらえるため、流れがシンプルで分かりやすいのが特徴。

手順が親しみやすく、自ら買取方式の現金化業者を選ぶ人もいるくらいなんですよ。

キャッシュバック方式とは?

続いてキャッシュバック方式の解説です。

キャッシュバック方式は買取方式と違い、「商品を購入する特典として現金をキャッシュバックしてもらう」という方式。

「ん?どういうこと?」と思った人も多いことでしょう。

キャッシュバックと聞いて馴染み深いのは、携帯電話の乗り換えでもらえるキャッシュバックや車を買ったときの特典として受け取れるキャッシュバックですよね?

キャッシュバックとは、販売業者が自分たちの製品を買って欲しいがために売り上げの一部を消費者に還元するという販売戦略の一つ。

「10万円の商品を買ってくれたら1万円キャッシュバックでプレゼントしますよ!」みたいな感じです。

使用者は10万円の価値がある商品を9万円で購入したことになるため、1万円得したのと同じですよね?

ですが現金化のキャッシュバックは少し狙いが違います。

現金化におけるキャッシュバック方式というのは、販売価格よりも安値で買い戻すことを前提として販売しています。

しかも「現金化」なので業者に利益が残らなければいけません。

そのため業者の販売する商品は、原価のかからない商品価値の低いものであるケースがほとんど。

例えばコンビニで売られているグミなどを10万円で利用者に販売し、9万円をキャッシュバックするという方法です。

そうすることで利用者は9万円の現金を手にし、業者はキャッシュバック差額の1万円を得ることができます。

あとは翌月に利用者が10万円の支払いをするだけ。

しかしキャッシュバックという名目で高額な現金を渡すことは景品表示法に抵触する恐れがあること、商品価値のないものを異常な金額で売買することなどから、キャッシュバック方式自体が違法なものと捉えられる可能性も否定できません。

キャッシュバック方式の危険性

キャッシュバック方式を採用している業者でよくおこなっているのが、実際は商品を売っていないにも関わらずカラ決済をおこないそのまま現金化する。

いわゆる架空取引ですね。

法律ではこのような行為を「出資法違反に該当する実質的ヤミ金」と判断し、平成24年から平成25年にかけて数件の現金化業者が摘発されました。

このことからも分かるとおり、キャッシュバック方式での現金化は「違法性の伴う非常にリスクの高い現金化手段」といえます。

そもそも買取方式のような商品価値の定まっているものを「転売」するのではなく、価値のないものに偽りの価値をつけて現金を受け渡しする。

このような行為がなんのお咎めもなく許されるわけありませんよね。

キャリア決済現金化は買取方式だから安全なんです

ここまでの情報を見ていただければ、キャリア決済現金化は買取方式だからこそ安全なのだとお分かりいただけたと思います。

キャッシュバック方式は明らかに現金を渡すことを前提として商品価値を操作しており、さらには景品表示法に抵触する可能性すらある現金化方法。

それに対し買取方式は、あらかじめ商品価値が決まっているものを法的な範囲内で転売する現金化方法です。

もちろん業者が買取した商品はその後の取引などに活用されます。

キャリア決済現金化で買取してもらえる商品について

ではキャリア決済現金化で買取してもらえる商品にはどのようなものがあるのか?

買取方式で取引される商品はさまざまですが、中でもデジタルコードが人気となっています。

なぜならデジタルコードはあらかじめ残高が決まっているので、商品の状態や生産されてからの経過年数に関わらず価値が一定なのです。

10万円分のデジタルコードは何年経っても10万円であることに変わりありません。

それに対し家電製品などの物品は、年数の経過や故障などの症状、新製品の開発などで価値・価格が変動します。

そのような物品は、「中古で安く仕入れて別のところで高く売る」という利益目的の転売行為では有効ですが、現金化には向きません。

ではここから具体的にどのようなデジタルコードが取引されているのか見ていきましょう。

Appleギフトカード

数あるデジタルコードの中で最も人気なのがAppleギフトカード。

お知らせ

2021年11月より「iTunesカード」の名称が「Appleギフトカード」に変更となりました。

その理由は入手ルートにあります。

今やコンビニ、家電量販店などさまざまな場所で販売されているAppleギフトカードですが、注目すべきは「各携帯電話会社のオンラインショップで購入できること!」。

オンラインショップでの決済時に設定したパスワードを入力するだけでAppleギフトカードを購入できるため、携帯電話料金との合算請求であるキャリア決済を利用した現金化とは非常に相性がいいのです。

購入した瞬間にギフトコードが送信され、カード自体は郵送されません。

現金化業者はAppleギフトカードを買取商品として取り扱うことで、全ての手続きをオンライン上で、しかも即日完結できる流れにしています。

Google Play ギフトカード

Appleギフトカードに次いで人気なのがGoogle Playギフトカード。

こちらも各携帯電話会社のオンラインショップ(ドコモ、au)で購入できます。

購入時の流れはAppleギフトカードと同じくギフトコードが送信されてくるだけなので即日手続きが可能。

ただし日本ではiPhoneユーザーが圧倒的に多く、Google Playギフトカードの需要はAppleギフトカードほど高くありません。

そのためAppleギフトカードに比べ買取率が少し低くなる傾向にあります。

プレイステーションストアカード

SONYのオンラインショップやプレイステーションストアで利用可能なプレイステーションストアカード。

携帯電話会社の中では唯一auのみがオンラインショップで取り扱っています。

ドコモ、ソフトバンクを利用している人は別のルートで購入するしかありません。

販売窓口によってはキャリア決済が利用できない可能性もあるため決済方法を調べる手間がかかります。

Amazonギフト券

Amazonでの買い物に利用できるAmazonギフト券。

こちらはAmazonから直接購入するしか方法はありません。

またAmazonギフト券はキャリア決済で購入することができない仕様になっています。

そのためキャリア決済の残高を各携帯電話会社の発行するプリペイドカード(dプリペイドカード、au WALLETプリペイドカード、ソフトバンクカード)にチャージした後、そのプリペイドカードを使って購入することになるのですが、プリペイドカードを発行するという手間が発生します。

デジタルコードの中でいちばん買取率の高い商品はAmazonギフト券。

ただしキャリア決済でAmazonギフト券を購入するには時間と手間がかかることを覚えておきましょう。

キャリア決済現金化の手続きの流れ

それではキャリア決済現金化の手続きの流れについて見ていきましょう。

買取方式、キャッシュバック方式に当てはめた上での解説なのでその点をご理解ください。

また下記手順においてキャッシュバック方式の方が簡単に見えますが、先程も説明した通りキャッシュバック方式そのものが違法となっている可能性があるため、手続きに対するリスクが非常に高いです。

キャリア決済を安全に現金化するなら買取方式をおすすめします。

買取方式でのキャリア決済現金化手順

  1. ステップ1:現金化業者のホームページからお申込み手続きをおこなう
  2. ステップ2:各携帯電話会社のオンラインショップからデジタルコードを現金化したい金額分購入する
  3. ステップ3:販売元からギフトコードが送信されるので控えておく
  4. ステップ4:現金化業者にギフトコードを送信
  5. ステップ5:送信が確認され次第、指定した口座に入金される

キャッシュバック方式でのキャリア決済現金化手順

  1. ステップ1:現金化業者のホームページからお申込み手続きをおこなう
  2. ステップ2:現金化業者が指定した商品をキャリア決済で購入
  3. ステップ3:決済が確認でき次第、指定した口座にキャッシュバック代金として入金される
  4. ステップ4:後日、購入した商品が届く

両方の現金化方式を併用している業者も存在する

ネットで現金化業者を探していると、買取方式、キャッシュバック方式のどちらで手続きをしているのか分からない業者も存在します。

「即日プラン」、「通常プラン」など2種類のプランを用意して還元率、買取率に違いを出しているケースが見受けられるんですよね。

その場合、実際に手続きをしてみなければ、結局どちらの方式で現金化するのか分からない状態になります。

このようなときは必ず業者に問い合わせをして手続きの流れを確認してください。

どちらの方式で現金化するのかハッキリさせましょう。

もし問い合わせに対応してもらえない業者なら優良店ではない可能性もあるので別の業者を探すべきです。

キャリア決済現金化はキャリア決済枠を買取してもらう考え方

キャリア決済現金化は、現金化業者を通して商品の売買をおこなうため、少しややこしい印象を受ける人も多いと思いますが、その仕組みを理解すれば非常にシンプル、かつ合理的であることが分かります。

キャリア決済の利用限度額は最大で10万円。

普通の買い物であれば消費税などの関係で10万円ちょうどを使うことはなかなか難しいですよね?

しかしデジタルコードという金額が綺麗に決まっている商品を購入することで、キャリア決済の限度額を最大限に活かすことができるんです。

考え方としては「キャリア決済の利用限度額=デジタルコードの額面」であり、そのデジタルコードを買取してもらえる。

つまりデジタルコードという真っ当な商品を間に挟むことで、キャリア決済枠を現金に換えてもらうことができる考え方なのです。

難しいようで実はとてもシンプルなんですよ。

心配無用!キャリア決済現金化は安心・安全なサービス

現金化のパターンには「買取方式」と「キャッシュバック方式」の2種類が存在する。

また各方式についての違いと手順、安全性の高い手続き方法は買取方式であると解説してきました。

キャッシュバック方式には、気をつけなければいけないポイントやさまざまなリスクが伴いますが、買取方式は極めてシンプルで安心・安全なサービスであることがお分かりいただけたと思います。

「キャリア決済の利用限度額を現金に換える!」とだけ聞くと、「なんだか怪しいやり方なんじゃないか?」、「騙されそうで怖い・・・」という意見も出てくるでしょう。

ですが今回紹介したように、買取方式での取引を手順通りに実行すれば危険なことは何一つありません。

すぐに現金が欲しいというピンチが訪れたときは「キャリア決済現金化を買取方式で!」と思い出してください。

即日対応可能なキャリア決済現金化はきっとあなたの助けになりますよ。

クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。