アプリだけでなくゲーム・映画や書籍の購入まで、あらゆるコンテンツが詰まった「 GooglePlayストア」。
スマホの使用が日常的になっている現代社会において、GooglePlayストアは私たちの生活に切っても切り離せないサービスになっています。
そこで気になるのが支払い方法。
GooglePlayストアの支払い方法にキャリア決済は使えるの?
課金した代金を毎月の携帯電話料金と一緒に支払いたいなぁ・・・
このように考えている人もきっといるはず。
ですが安心してください。
GooglePlayストアは支払い方法にキャリア決済を導入しています。
実際、スマホからGooglePlayストアにアクセスする人が多いので当然といえば当然ですね。
とはいえ、どのようにキャリア決済で支払いをおこなうのか分からない人もいることでしょう。
そこで本記事では、GooglePlayストアでの支払い方法にキャリア決済を使う手順や設定方法について詳しく解説していきます。
またキャリア決済で支払いをおこなうメリットや注意点にも触れていきますので、スマホからの支払い方法で悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
GooglePlayストアの支払い方法にキャリア決済を使う全手順
まず先にGooglePlayストアの支払い方法にキャリア決済を設定する手順について見ていきましょう。
難しい作業は一切ありませんが、スマホの操作に自信のない人にも分かりやすいよう、全ステップを画像付きで解説していきます。
ステップ①:「GooglePlayストア」にアクセスする
スマホのホーム画面内に表示されている「GooglePlayストア」アイコンをタップしてください。
ちなみに下記項目「ブラウザ非対応!キャリア決済はアプリのみ利用できる」でも解説していますが、GooglePlayストアにパソコンからアクセスしてもキャリア決済を設定することはできませんので注意してください。
ステップ②:プロフィールアイコンをタップする
画面上部に表示されているプロフィールアイコンをタップし、設定画面を開きます。
ステップ③:「お支払いと定期購入」をタップする
設定画面内にある「お支払いと定期購入」をタップし、決済時に優先される支払い方法を設定していきます。
ステップ④:「お支払い方法」をタップする
複数の項目が表示されていると思いますが、その中から「お支払い方法」をタップしてください。
ステップ⑤:「お支払い方法」を設定する
決済時に優先される「お支払い方法」を設定します。
今回の解説はドコモのスマホを使っているため、赤枠内「NTT DOCOMO払いを追加」と表示されています。
GooglePlayストアで利用できるキャリア決済の種類とは?
GooglePlayストアの支払い方法で利用できるキャリア決済の種類を下記にまとめました。
大手携帯キャリア | 格安SIM会社 |
---|---|
ドコモ | 楽天モバイル |
au | UQモバイル |
ソフトバンク | LINEMO |
ワイモバイル | |
mineo |
日本国内の有名携帯電話会社が提供するキャリア決済なら、その多くがGooglePlayストアで利用できます。
ただし、利用するにあたって以下の条件に気をつけなければいけません。
- 一部のキャリア決済は定期購入に利用できない
- ブラウザでの利用は非対応
一部のキャリア決済は定期購入に利用できない
「定期購入」とは、GooglePlayストア内の有料サービスが更新期間ごとに自動請求されることです。
最近だと「サブスクリプション(サブスク)」ともいいますね。
GooglePlayストアの有料アプリにもサブスク方式の課金が存在します。
まず結論として、一部のキャリア決済はこの定期購入に非対応であることを覚えておいてください。
この注意点はGooglePlayの公式ページにも明記されています。
一部の携帯通信会社は、定期購入のお支払いにご利用いただけません。
具体的な通信会社は明記されていませんが、例えば楽天モバイルだと「自動解約」になる場合があるんです。
なぜなら、楽天モバイルのキャリア決済は登録しているクレジットカードから代金が引き落とされるため、他のキャリア決済と仕組みが異なるからです。
楽天モバイルのキャリア決済はデビットカードに近いかもしれません。
サブスクはデビットカードからの支払いに非対応の場合が多いので、楽天モバイルのキャリア決済もこちらに該当するのでしょう。
このように一部のキャリア決済は定期購入に利用できないケースがあることを覚えておいてください。
ブラウザ非対応!キャリア決済はアプリのみ利用できる
キャリア決済はパソコンのブラウザからは使えないので注意してください。
こちらもGooglePlayの公式ページに明記されています。
キャリア決済は Google Play ストア アプリでのみご利用いただけます。パソコンやモバイル ブラウザの Google Play ウェブサイトではご利用いただけません。
キャリア決済を使う際はモバイル回線からアクセスしなければいけません。
光回線やWiFiからだと決済できないんですよね。
この点については各携帯電話会社の公式ホームページでも説明しているため、一度目を通しておいた方がいいでしょう。
なぜ便利?キャリア決済だけが持つ4つのメリット
キャリア決済を使い慣れていない人は、キャリア決済に一体どのようなメリットがあるのかイメージしにくいのではないでしょうか?
そこでここからはキャリア決済ならではの4つのメリットを紹介します。
- 支払いを毎月の携帯電話料金とまとめることができる
- 限度額が低いため使いすぎる心配がない
- 余計な情報は一切不要!スマホからすぐに決済できる
- クレジットカードを持っていなくても後払いできる
それでは各項目ごとに詳しく見ていきましょう。
支払いを毎月の携帯電話料金とまとめることができる
先ほども少し触れましたが、キャリア決済で支払った代金は翌月の携帯電話料金と合算して請求されます。
そこで注目したいのが支払い代金をすべて携帯電話料金とまとめることができる点。
アプリ内課金など少額金額を何度も購入する人にとってはとても便利なんですよ。
「結局いくら使ったの?」と詳細が知りたい場合、携帯電話料金の明細書を確認するだけで済みますからね。
課金した代金を携帯電話料金というカテゴリで一括管理したい人にこそキャリア決済がオススメです。
限度額が低いため使いすぎる心配がない
クレジットカードで課金する人に多いのが使い過ぎの心配。
特にゲーム内課金する人ですね。
カード決済で課金していても実際に現金が減るわけではないので、お金の感覚が鈍ってしまいがち。
ですがキャリア決済ならクレジットカードより限度額が低く設定されているため、過度に使いすぎを心配する必要がないんです。
そもそも限度額が低ければ、翌月の請求金額でハラハラする必要もありませんからね。
またキャリア決済には利用可能額を設定できる機能があるので、自ら限度額をコントロールすることも可能です。
安全策としてあらかじめ設定しておくと便利ですよ。
余計な情報は一切不要!スマホからすぐに決済できる
キャリア決済で支払いをおこなう際、余計な情報を入力する必要はなく、スマホから数タップで決済できる点もメリットとして挙げられます。
キャリア決済の魅力は何よりその手軽さ。
クレジットカードは課金する度に必要情報を入力しなければいけません。
正直面倒です。
また個人情報の流出を不安視している人もいることでしょう。
ですがキャリア決済なら携帯電話会社との契約情報が既にあるため、個人情報を都度入力する必要がないんです。
手元にクレジットカードがなくてもスマホ一つですぐに決済できる。
事前情報を入力する手間をすべて省けるキャリア決済は一度使うと重宝しますよ。
クレジットカードを持っていなくても後払いできる
最後に紹介するメリットはクレジットカードを持っていなくても後払いで買い物できる点です。
クレジットカードを持っていない人にとってはまさに朗報。
支払いまで一か月の余裕があるため購入範囲も広くなります。
ただし、キャリア決済は後払いであっても分割払いには対応していないので注意してください。
超重要!キャリア決済で気を付けるべき2つの注意点
ここまでキャリア決済のメリットを紹介してきましたが、気をつけるべき注意点も存在します。
それは次の2つ。
- 携帯電話料金は絶対に滞納しない
- 契約プランでキャリア決済が使えないこともある
携帯電話料金は絶対に滞納しない
キャリア決済で使った代金は翌月の携帯電話料金と一緒に支払いますよね?
ということは、もし携帯電話料金の支払いを滞納してしまった場合、キャリア決済で使った代金の支払いも滞納してしまうことになるんです。
「滞納=信用度の低下」に繋がることはいうまでもありません。
当然ながら「支払いにルーズな人」だと見なされ、キャリア決済の限度額も引き下げられてしまいます。
また何度も滞納を繰り返していると、携帯電話の強制解約といった事態にも発展しかねません。
例)SoftBankの場合、一度の滞納で最大8日間キャリア決済が利用停止となります。
各携帯電話会社によって滞納時の措置は異なりますが、その前に大前提として「滞納しない」ことを心掛けるのが一番です。
引落口座の残高が足りているかチェックしたり、利用限度額に上限を設定し使いすぎを防いだりと工夫しながら滞納しないよう注意してください。
契約プランでキャリア決済が使えないこともある
格安SIM会社は低価格で利用できる半面、キャリア決済が使えないケースもあります。
下記携帯電話会社のキャリア決済利用条件をご覧ください。
キャリア決済を利用できるのは「Dプラン・デュアルタイプ」のみ
携帯電話料金の支払いをクレジットカードに設定している人のみ
このように複数の条件をクリアしていなければキャリア決済を使うことができないため、格安SIMはやや利便性に欠けます。
キャリア決済をメインで利用したい場合、規制の少ない大手携帯キャリアを検討するのも一つですよ。
最後に
今回の記事では、GooglePlayストアの支払い方法にキャリア決済を使う全手順から、キャリア決済のメリット・注意点について紹介してきました。
これまでの内容から、キャリア決済は使い勝手のよい手軽で便利なサービスだとご理解いただけましたよね?
注意点をしっかり把握していれば便利に使いこなせるキャリア決済。
クレジットカードより限度額の低い少額課金向け決済サービスなので、GooglePlayストアの支払い方法との相性も抜群です。
- 支払いを毎月の携帯電話料金とまとめることができる
- 限度額が低いため使いすぎる心配がない
- 余計な情報は一切不要でスマホからすぐに決済できる
- クレジットカードを持っていなくても後払いできる
また今まで別の支払い方法を使っていた人も、この機会にキャリア決済に切り替えることをオススメします。
スマホから後払いで課金できるのは意外と便利なんですよ。
ぜひ一度検討してみてください。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。