突然ですが質問です。
毎日の生活の中で携帯電話を使う頻度はどのくらいですか?
もちろん明確な利用頻度は答えにくいと思いますが、携帯電話は持っているだけで毎月一定の料金を支払う必要があります。
ただ毎月必ず支払う料金ですから少しでも節約したいですよね?
そのためには携帯電話の契約プランを見直す必要があります。
内容によっては知らず知らずのうちに損をしている可能性だってゼロではありません。
そこで今回の記事では、携帯電話の契約プランを見直す上で必須となるいくつかのポイントについて詳しく解説していきます。
今現在、携帯電話料金の節約を考えている人は、ぜひ今回の記事をお役立てください。
携帯電話の契約プランで重要視する3つのポイント
携帯電話を契約する際、携帯ショップの店員さんからさまざまな契約プランを紹介されますよね?
ですが携帯電話に詳しくない人は、何がどのように違うのか把握しないまま言われた通り契約してしまうことも少なくありません。
そこで携帯電話の契約プランを選ぶ際に重要となる3つのポイントを紹介したいと思います。
携帯電話の知識に乏しいと感じる人は、以下のポイントを必ず覚えておくようにしましょう。
毎月の基本料金
携帯電話の基本料金は契約プランによって大きく異なります。
そのため毎月の基本料金をプラン別で確認するのは基本中の基本。
プラン次第では、自分の考えている以上の料金が掛かってしまう可能性も大いに考えられます。
携帯電話を契約するとき、事務手続きが面倒だからと適当にプランを決めてしまえば、後から痛い目に遭うかもしれません。
また2年契約の有無で基本料金は大きく変わりますので、その点も考慮しながら自分自身に一番適した契約プランを選ぶようにしましょう。
毎月のデータ容量
携帯電話でゲームアプリや動画を視聴している人にとって、データ容量の制限は気になるポイントの一つです。
使い過ぎによるデータ容量の制限によって読み込みが遅くなる弊害も出てきますからね。
携帯電話を契約する際はデータ容量もしっかり計算しておくのが鉄則です。
データ容量が大きくなるほど毎月の料金は高くなりますが、普段から携帯電話でゲームアプリや動画を視聴する人は、予めデータ容量の大きいプランで契約するといいかもしれません。
ちなみに定額パックも用意されているのでぜひ検討して見てください。
かけ放題かどうか
かけ放題かどうかも携帯電話を契約する際にチェックしておくべき項目です。
普段からあまり通話しない人は、通話した分だけ料金を支払うプランで問題ありませんが、通話する頻度の高い人は、かけ放題プランを選ぶことで毎月の通話料金を節約することができます。
ビジネスとプライベートの両方で携帯電話を使用しているなら、かけ放題プランがベストだといえるでしょう。
携帯電話料金を節約するために必要なこと
携帯電話の契約プランを選ぶ際、どのような部分をチェックしなければいけないのか、何となくでも分かって頂けたと思います。
それらを踏まえた上で、毎月の携帯電話料金を節約するために必要なポイントを詳しく見ていきましょう。
かけ放題にする
前述でも触れた部分ですが、かけ放題プランを選ぶことで月々の携帯電話料金を節約することができます。
定額制プランなので一定の料金以外掛かりませんからね。
1日の中で10分以上通話をする人はかけ放題プランを選ぶべきでしょう。
キャンペーンを活用する
契約プランによっては家族割などのキャンペーンを利用することもできます。
家族で携帯電話を所有している人は、契約時に対象となるキャンペーンをぜひチェックして見てください。
またはじめてスマホを契約する場合やタブレットと一緒に契約する場合、割引やポイント還元サービスを受けられることもあります。
このような特典を上手く利用することで更に携帯電話料金を節約できるんですよ。
データ容量の大きいプランを契約する
毎月のデータ容量が少ないと速度制限が掛かってしまう可能性があります。
その度に容量を追加するのも一つですが、最初からデータ容量の大きいプランを契約した方が便利です。
契約時にデータ容量の少ないプランで契約すれば毎月の料金も安くなるのは事実。
ですが制限を受けた後に慌ててデータ容量を追加してしまうと、その度に料金が掛かるためトータルすれば逆に料金が高くなってしまうこともあります。
日頃からゲームアプリや動画を視聴する頻度の多い人は、データ容量をすぐに使い切ってしまうケースが多いので、毎月の利用状況から前もって最適なプランを選ぶようにしましょう。
余計なオプションを付けない
携帯電話を契約する際、色々とオプションを付けていませんか?
オプションを付けることで、毎月の携帯電話料金が自分の考えている料金より高くなっていた何てことはよくある話。
使わないオプションは解約、もしくは最初から契約しないよう注意しましょう。
事前にどのようなオプションがあるのか、またそのオプションの解約方法を調べた上で携帯ショップに足を運ぶと後が楽ですよ。
重要事項!携帯端末の分割払いを忘れるな
ここまでは携帯電話の契約プランやオプションから毎月の携帯電話料金を節約する方法について解説してきました。
では次に見るポイントはどこになるのか?
それは携帯電話の端末代金です。
ちなみに携帯電話を契約する際、多くの人が端末代金を分割で購入しますよね?
それもそのはず、携帯端末は7万円、10万円、12万円と非常に高額なので、一括払いは心理的にも金銭的にも負担が大きいです。
そこでキャリア側が用意する分割払いでの購入、または契約を前提とした割引プランを利用することで、契約者はあまり深く考えず「お得」だと捉え契約してしまうのです。
実はここに落とし穴が潜んでいることを忘れてはいけません。
携帯端末代金は必ず支払うことになる事実
携帯電話の利用明細を見ると、「月々割」や「毎月割」といった割引プランのおかげで、端末代金自体が相殺されている、もしくは数百円単位と少額になっていますよね?
微々たるものだからと端末代金の負担を気にしなくなることもあるくらいです。
そのため毎月の携帯電話料金を節約したいと考えるとき、自然とデータ容量や通話料金に目が向いてしまいがちです。
ですが実際には、携帯端末の代金を毎月しっかり支払っていることを忘れてはいけません。
どれだけ「実質負担額○○円」といわれても、2年間で携帯端末の代金を分割して払っていることに変わりないのです。
割引プランが適応になっているからといっても0円になることはありえません。
「一括払い」と「分割払い」どちらがお得なの?
携帯端末の支払いに使えるほどの余裕が金銭的にない場合や手持ちが少ない場合、「分割できるならその方がいい!」と思ってしまうことはよくあります。
分割払いより一括払いの方が圧倒的にお得だと感じてしまうのは誰でも同じ。
ですが実際はどうなのでしょう?
結論からお伝えすると、2年契約という縛りの中で見れば、分割払いも一括払いも支払う料金に大きな差はありません。
では一括払いと分割払いには、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
一括払いと分割払いのメリット
携帯端末を一括で購入した場合、毎月の支払い額を減らせるというメリットがあります。
契約時に端末代金を全額支払うため、毎月掛かる固定費用が少なくて済みますからね。
心理的な負担も軽くなります。
その上、家電量販店で携帯端末を一括購入した場合、その家電量販店でのポイントが付くのでとてもお得。
還元率が10パーセントであれば、10万円で携帯端末を購入すると1万円分のポイントが付く計算になります。
キャッシュバックではないため安くなるということではありませんが、獲得したポイントで携帯カバーやシート、他にも必要なものがあればポイントで購入できるため、総支出で見れば家電量販店で一括購入するメリットは大きいです。
この場合、ポイント還元率にも注目したいところ。
対して分割購入の場合、その場での支払いがないため、審査さえ通ってしまえば簡単に携帯端末を手に入れることができます。
毎月支払う端末代金(少額)や基本料金のみで最新機種を手に入れられる仕組みこそ、分割払い最大のメリットといえるでしょう。
しかし分割購入には大きなデメリットがあることを忘れないでください。
それでは次に一括払いと分割払いのデメリットについて見ていきましょう。
一括払いと分割払いのデメリット
まず一括払いのデメリットですが、端末購入時に高額な金額を支払うため、金銭的な負担を強いられることです。
とはいえ一括払いのデメリットはこの一点しかありません。
先に端末代金を全額支払えばあとから楽になりますからね。
ですが分割払いは違います。
携帯電話を購入された経験のある人なら必ず耳にする「2年契約」。
「2年契約を結べば端末代金が大幅にお得になりますよ!」このようにアピールしているのをよく耳にしますが、実はさまざまな制約が伴うんです。
契約途中での解約、機種変更は違約金が発生する
「2年契約でお得!しかし2年使わないと損をする!」
この点は必ず覚えておく必要があります。
つまりいかなる状況であっても、2年契約をしたからには必ず2年間使用しないと損をしてしまうのです。
要するに2年以内に解約した場合、違約金が発生してしまい、端末代金の割引自体が適用されなくなるんです。
残金の支払いは一括でおこなう必要はありませんが、割引がなくなる点と違約金の二点から考えると、2年契約は意味合い的に諸刃の剣とも取れます。
分割払いはローン契約と同じ
見えないだけで毎月の利用明細に端末代金が含まれていることはすでに述べました。
詳しくいえば、携帯端末の代金を分割払いにすることで、「端末代金のローン契約」と「携帯電話の利用料金」の二つを同時に支払っていることになります。
このローン契約というものは、家を購入するときや車を購入するときのローンと同じ。
つまり何らかの事情で支払いが遅れると、未払情報が二件登録されてしまうのです。
一ヶ月の滞納でも記録に残りますがこれが三ヶ月以上の滞納となると、支払いをしても5年間は信用情報機関に記録として残ります。
信用情報機関にブラックリストとして登録されてしまえば、生活上でのさまざまな不便は避けられません。
「料金を支払えない・・・」という最悪な状況を避けるためにも、最初に一括払いをしておいたほうが安全ともいえますね。
契約プランを確認して携帯電話料金を節約しよう
携帯電話の契約プランをしっかり理解しておかなければ、毎月高い料金を払い続けることになります。
そうならないためにも、自分に一番最適な契約プランを選択し、携帯電話料金そのものを節約しなければいけません。
携帯電話を契約する際は、かけ放題かどうか、毎月のデータ容量、キャンペーンの有無は最低限確認しておきましょう。
また不要なオプションは契約しない、契約しても後からしっかり解約することが大切です。
ここまでが携帯電話料金の基本的な節約術。
あとは端末代金の支払い方法ですね。
2年契約なら必ず2年間使い、違約金や途中解約による急な出費を避ける。
携帯電話料金を節約するなら端末の購入方法によるメリット、デメリットまでしっかり把握する必要があるのです。
今こちらの記事を読んでいる人の中には、年間数万円も無駄に携帯電話料金を支払っている人もいるかも知れません。
毎月支払う料金だからこそ、常に節約するという意識を持つことが大切だと肝に銘じておきましょう。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。