今回の記事で取り上げるテーマはこちら。
「エックスモバイルから携帯キャリア決済現金化は利用できるのか?」
エックスモバイルの決済サービスに関して詳しく解説していくということですね。
こちらの記事をご覧いただければ、エックスモバイルの決済事情に関するすべてをご理解いただけますので、興味のある人はぜひ最後までご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう。
エックスモバイルの携帯キャリア決済現金化事情
まず本記事の結論をお伝えします。
エックスモバイルから携帯キャリア決済現金化を利用することはできません。
理由は単純。
そもそもエックスモバイルにはキャリア決済のような決済システムが備わっていないんです。
いくらキャリア決済を現金化したくても決済システムが備わっていなければどうすることもできません。
携帯キャリア決済現金化を目的としてスマホを契約するなら次の携帯キャリアと契約してください。
- ドコモ
- au/UQモバイル含む
- ソフトバンク
- ワイモバイル
携帯キャリア決済現金化を利用したいなら大手携帯キャリアとの契約が必須なのだと覚えておいてください。
エックスモバイルはドコモ回線を使用した格安SIM
携帯キャリア決済現金化を利用できないエックスモバイル。
そんなエックスモバイルには一体どのような魅力があるのでしょうか?
せっかくなのでエックスモバイルの概要やメリット・デメリットについても触れていきたいと思います。
まずは大まかな概要から。
エックスモバイルはドコモ回線を使用している格安SIMなので、回線の普及エリアが広く通信状況も他の格安SIMより安定しているのがポイント。
またエックスモバイルの料金プランはシンプルでわかりやすく、無駄がない点も特徴的です。
当然ながら「かけ放題プラン」も用意されているため、頻繁に電話をかける人にとっては嬉しい限り。
ちなみにエックスモバイルは全国にショップが100店舗以上あるので、気になる人は一度足を運んでみてください。
月額料金の支払い方法はカード決済、口座振替の2種類
エックスモバイルでの支払い方法は次の2種類。
- クレジットカード
- 口座振替
- 請求書
- デビットカード
- プリペイドカード
エックスモバイルで注目すべき4つのメリット
では次にエックスモバイルのメリットについて見ていきましょう。
具体的なメリットは以下の4つ。
- かけ放題に対応している
- 余ったデータ容量は翌月まで繰り越せる
- 利用最低期間なし!解約金も発生しない
- 注目すべき2つのオプションサービス
かけ放題に対応している
エックスモバイルは基本となる「5分かけ放題」の他に、以下2つのかけ放題オプションを用意しています。
かけ放題ライト | 550円/月 | 10分間内通話 |
---|---|---|
かけ放題フル | 1,650円/月 | 制限なし |
かけ放題オプションを超過した場合の通話料金は「22円/30秒(税込)」。
- 月内で5分以上の通話時間が「12.5分〜37.4分」の人は「かけ放題ライト」
- 月内で5分以上の通話時間が「37.5分以上」ある人には「かけ放題フル」
通話をする機会が多い人は「かけ放題オプション」を上手く活用したいところですね。
余ったデータ容量は翌月まで繰り越せる
エックスモバイルは当月の余ったデータ容量を翌月に繰り越せるため、使用状況次第で損してしまうことはありません。
「今月は思ったよりデータ容量を使わなかったなぁ・・・」
このような人でもデータ容量が繰り越せるので月額料金が無駄にならないんです。
ただし以下の点には注意してください。
- 追加購入した分のデータ容量が余ってしまった場合、翌月に繰り越すことはできない
- 余ったデータ容量の繰り越し期間は翌月のみ。翌々月の繰り越しには対応していない
利用最低期間なし!解約金も発生しない
エックスモバイルには最低利用期間が設けられていません。
さらに解約金も発生しないため、他の格安SIMより気軽に申し込むことができます。
解約金、解約事務手数料が必要になると説明している記事がございますが、それは「2022年6月30日以前に申し込んだ人たち」が対象となります。古い情報に基づく記事なので注意してください。
ちなみにエックスモバイルを解約する方法は以下の3種類。
- 公式サイトのチャット
- 公式サイトのお問い合わせフォーム
- サポートへ電話
月内に解約したい場合は毎月25日の18時30分までに申し込みをおこないましょう。
もし期日を過ぎてから解約を申し込んだ場合、翌月末の解約になることを覚えておいてください。
注目すべき2つのオプションサービス
エックスモバイルの中でも特に注目すべきオプションサービスが次の2つ。
- 端末補償
- フィルタリングサービス
それぞれ詳しく見ていきましょう。
端末補償
何かしらのトラブルでスマホが故障してしまうことはよくある話。
水没や落下による破損、劣化による不具合など、具体例を挙げればキリがありません。
そんなときの保険として役立つのが「端末補償」。
端末補償に加入することで、スマホが故障した際にかかる修理費用や買い替え費用を安く抑えることができます。
端末補償の詳細は以下のとおり。(全て税込価格)
月額料金 | 770円 |
---|
▼ 補償内容:端末の購入価格が99,999円までの場合 ▼
補償1回目 | 11,000円 |
---|---|
補償2回目 | 16,500円 |
▼ 補償内容:端末の購入価格が100,000円以上の場合 ▼
補償1回目 | 13,200円 |
---|---|
補償2回目 | 19,800円 |
表からも分かる通り、毎月オプション料金を支払うことで万が一の出費を安く抑えることができますよね?
ただしスマホの盗難や紛失など、スマホ自体が手元にない場合は補償の対象から外れてしまうので注意してください。
フィルタリングサービス
有害なサイトによるネットトラブルから身を守るためのフィルタリングサービス「i-フィルターforマルチデバイス」も便利です。
このフィルタリングサービスは「月額396円(税込)」。
主な機能は次の通り。
- 利用者の年齢や知識に合わせた設定が可能
- 見せたくないサイトをブロック可能(iOSを除く)
- 外出先からでも子どものスマホ利用状況をチェックできる
- 位置情報履歴が確認できる
要確認!エックスモバイルの通信速度について
ここからは格安SIMで一番気になる通信速度について解説していきます。
エックスモバイルの通信速度はどのくらいなのか?
「 みんなのネット回線速度」を参考にリサーチしました。
まず以下の数値をご覧ください。
平均Ping値 | 75.02ms |
---|---|
平均ダウンロード速度 | 26.31Mbps |
平均アップロード速度 | 6.17Mbps |
動画視聴やネットの閲覧時に重要となるのが「平均ダウンロード速度」です。
ドコモの低料金ブランド「ahamo」の平均ダウンロード速度は「87.42Mbps」。
この数値を平均値として考えるとエックスモバイルはその半分以下の速度です。
どんなにひいき目に見ても快適とはいえないですよね?
やはり格安SIMは格安SIM。
通信速度には期待できないというのが正直な感想です。
エックスモバイルで気になる6つのデメリット
これまでエックスモバイルのメリットや通信速度について解説してきましたが、最後に取り上げるのはデメリット。
エックスモバイルのデメリットとして考えられるポイントは全部で6つあります。
- データ容量の無制限プランがない
- キャリア決済に対応していない
- 取り扱っている端末が古い
- 口座登録手数料が必要になる
- 解約時の月額料金は日割り計算されない
- 約後2ヶ月間は請求が発生する可能性がある
データ容量の無制限プランがない
エックスモバイルの料金プランはデータ容量を細かく選ぶことができます。
ですが無制限プランには対応していません。
そのためデータ容量は予め多めに契約しておく必要があります。
もちろんデータ容量が足りなくなった場合に追加購入(1GBあたり税込550円)することもできますが、月額契約より割高になりますし手続き自体が面倒なんですよね。
例えばデータ容量を追加で2GB分購入する場合、「1GBを2回」購入する必要があります。
追加のデータ容量をまとめて一括購入することはできません。
この手間のかかる仕組みは間違いなくデメリットの一つとして挙げられます。
キャリア決済に対応していない
上記項目でも触れましたがエックスモバイルはキャリア決済に対応していません。
ドコモ回線に対応しているからといってドコモの決済サービス「d払い(携帯合算払い)」を使える訳ではないんです。
この点については「 公式ホームページ」でも解説済み。
「スマホからサクッと決済したい!」
「サブスクの課金にキャリア決済を使いたい!」
このような考えの人にとっては非常に大きなデメリットだといえます。
キャリア決済の利用目的で契約する通信会社を選ぶなら大手携帯キャリアと契約しましょう。
取り扱っている端末が古い
エックスモバイルで取り扱っている端末は基本的にすべて古いです。
最新機種は取り扱っていません。
これは格安SIM全体にもいえることですが、基本的に1年遅れで端末を取り扱う傾向にあります。
そのため格安SIMでいう最新機種は1年前に発売されたもの。
もちろん5G対応機種も取り扱っていますが、1年前に発売された端末を最新機種として取り扱われても購入意欲はわきませんよね?
リアルな最新機種が欲しいなら間違いなく大手携帯キャリア一択です。
口座登録手数料が必要になる
エックスモバイルを契約する際、支払い方法として「口座振替」を選択すると、「口座登録手数料」として初回のみ「550円(税込)」がかかります。
さらに個人契約の場合は「口座振替手数料」として「330円(税込)/月」がかかってしまいます。
この余計な手数料の請求もエックスモバイルのデメリット。
他ではこのような手数料はかかりませんからね。
ちなみに支払い方法でクレジットカードを選択した場合、余計な手数料の支払いはありません。
解約時の月額料金は日割り計算されない
エックスモバイルを解約する際、利用当月の支払い料金は日割りにならず全額支払いとなります。
月初めに解約してしまうと支払い分の多くが無駄になるので気をつけてください。
解約のタイミングは毎月24日から25日がベスト。
毎月25日の18時30分までが当月分の解約受付期間なので、できるだけ期間ギリギリで解約した方がいいでしょう。
解約後2ヶ月間は請求が発生する可能性がある
エックスモバイルの「通話料金・SMS料金」は2ヶ月後に請求される仕組みです。
よって解約後の2ヶ月間は請求が発生する可能性があるので注意してください。
ちなみに他の携帯キャリアの支払いサイクルは「月末締め:翌月払い」。
エックスモバイルの支払いサイクルには違和感を覚えてしまいます。
できることなら他の携帯キャリアと同じにしてほしいですよね。
利用明細や請求書に関してはエックスモバイルのマイページから確認できるため、解約してから2か月間は定期的に請求金額を確認してください。
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回の記事では「エックスモバイルの携帯キャリア決済現金化事情」について詳しく解説してきました。
また他にもエックスモバイルの概要やメリット・デメリットについても触れてきました。
結果は以下の通り。
エックスモバイルでは携帯キャリア決済現金化を利用できない。現金化を主な目的として契約する通信会社を選ぶ場合、必ず大手携帯キャリア「ドコモ」、「au」、「ソフトバンク」から選択する。
エックスモバイルはデメリットが多数見受けられるものの、月額料金の安さから2台持ちの1台としては優秀です。
ですが実用性では大手携帯キャリアに劣ってしまいます。
この点は他の格安SIMにもいえることですね。
なるべく安く2台目のスマホを契約したいなら選択肢に入れてもいいかもしれません。
ですが携帯キャリア決済現金化を利用したいなら選択肢から除外してください。
利用目的に合わせて一番最適なスマホと契約しましょう。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。