キャリア決済からチャージできる?LINE Payのキャリア決済事情について徹底解説

LINE Pay」は、国内最大級のコミュニケーションアプリ「LINE」から簡単に登録できる上に、誰でも手軽にはじめることができるキャッシュレス決済サービスです。

知名度も高く、今現在利用している人も数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ただ、これからLINE Payを利用しようと考えている人は、次のような疑問を思い浮かべているのも事実。

LINE Payの疑問1

キャリア決済から残高のチャージはできるの?

LINE Payの疑問2

LINE Payに対応しているチャージ方法を知りたいなぁ・・・

LINE Payの疑問3

LINE Payのメリット・デメリットってなんだろう?

特に多いのがキャリア決済からのチャージについてですね。

そこで今回の記事では、LINE Payのキャリア決済事情やLINE Payのチャージ方法を紹介するほかに、LINE Payのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

今現在、LINE Payを利用するか迷っている人は、こちらの記事を判断材料の一つとしてご活用ください。

悲報!LINE Payはキャリア決済からチャージできない

まず、今回の記事でみなさんが一番気になっている「LINE Payの残高はキャリア決済からチャージできるのか?」についてですが、まず結論からお伝えします。

LINE Payの残高をキャリア決済からチャージすることはできません。

d払い非対応
auかんたん決済非対応
ソフトバンクまとめて支払い非対応
ワイモバイルまとめて支払い非対応
楽天モバイル キャリア決済非対応
その他キャリア決済非対応

キャリア決済は使った分の代金を翌月の携帯電話料金と一緒に支払えることから、管理がしやすくとても便利なので、利用している人は非常に多いです。

そんなキャリア決済をLINE Payで使うことができないのは残念としかいいようがありません。

LINE Payの残高のチャージ方法について詳しく知りたい人は、次の項目「LINE Payに対応した5つのチャージ方法」をご覧ください。

LINE Payに対応した5つのチャージ方法

LINE Payのチャージ方法は全部で5種類。

しかも手数料が無料なので、いつでも手軽にチャージ手続きをおこなえます。

とはいえ、自分の求めているチャージ方法がLINE Payに対応しているかが一番重要であるため、今現在、LINE Payを利用するか考えている人は、まずLINE Payのチャージ方法について把握しましょう。

銀行口座からチャージ

「銀行口座からチャージ」とは、事前に銀行口座をLINEアプリに登録し、その登録した銀行口座からチャージする方法です。

補足説明

銀行口座からチャージといっても、LINE Payが指定する振込先に入金するわけではないので注意してください。

銀行口座を登録することで、いつでも簡単に残高をチャージできるほかに、本人確認も完了します。

本人確認をおこなうことで「友達への送金」「残高の出金」が可能になるんですよ。

銀行口座は誰でも一つは持っているので、LINE Payを利用するなら銀行口座を登録しておいた方がいいでしょう。

銀行口座登録方法

  1. ステップ1:LINE Payのメインメニューから「チャージ」を選択し、「銀行口座」をタップします。
  2. ステップ2:チャージする銀行口座を選択し、希望するチャージ金額を入力すれば完了です。

セブン銀行ATMからチャージ

セブンイレブンなどに設置してあるATM「セブン銀行」からチャージすることもできます。

全国に約23,000箇所設置されているので、地域を問わずスムーズにチャージができるでしょう。

ただし、セブン銀行からチャージする際は「スマホ」もしくは「LINE Payカード」が必要となるので注意してください。

スマホを使ってチャージする場合

  1. ステップ1:LINE Payのメインメニューから「チャージ」を選択し、「セブン銀行ATM」ボタンをタップします。
  2. ステップ2:画面下に表示されている「次へ」をタップしコードリーダーを開き、セブン銀行のATM画面に表示されたQRコードを読み取ることで取引が開始されます。
  3. ステップ3:スマホに表示された企業番号をATMの画面に入力してください。
  4. ステップ4:希望するチャージ金額を入力してチャージ完了です。

LINE Payカードでチャージする場合

  1. ステップ1:セブン銀行ATMにLINE Payカードを入れます。
  2. ステップ2:チャージ希望金額を入力するとチャージ完了です。

LINE Payカードでチャージ

さきほどLINE Payカードを使えばセブン銀行から残高をチャージできると説明しましたが、他にもローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100の店舗でもチャージが可能です。

ただしセブン銀行とは異なりレジでのチャージになるので注意してください。

LINE Payカードでチャージ(ローソン版)

  1. ステップ1:店頭のレジにて希望のチャージ金額を伝え、レジの端末でLINE Pay カードを「<」の方向へスワイプします。
  2. ステップ2:希望チャージ金額を支払えば完了です。

Famiポートでチャージ

ファミリーマートに設置してあるFamiポートからでもチャージできます。

ただしチャージ単価は「1,000円単位」となるので気を付けてください。

Famiポートでチャージする手順

  1. ステップ1:LINE Payのメインメニューから「チャージ」を選択し、「Famiポート」をタップします。
  2. ステップ2:希望するチャージ額を入力しましょう。
  3. ステップ3:LINE Payから「受付番号」、「申込番号」を取得します。
  4. ステップ4:Famiポートで「代金支払い・コンビニで支払い」をタップしてください。
  5. ステップ5:番号入力画面にLINEから送られてきた「受付番号」、「申込番号」を入力します。
  6. ステップ6:Famiポートから印刷されるレシートを受け取り、レジで支払いを済ませたらチャージ完了です。

オートチャージ

オートチャージはこれまで紹介してきた残高を任意で追加する方法ではなく、「自動チャージ方法」になります。

残りの残高が設定した金額を下回ると、登録した口座から自動でチャージされる仕組みのため、使う人を選ぶ機能でもありますね。

この点に注意しながら有効活用しましょう。

オートチャージ設定手順

  1. ステップ1:LINE Payのメインメニューからチャージを選択し、「オートチャージ」をタップします。
  2. ステップ2:オートチャージを「ON」にしてください。
  3. ステップ3:「オートチャージ条件」、「チャージ金額」を設定すると自動チャージ機能が適応されます。

キャリア決済を使えるのはLINEクレジット

LINE Payのチャージ方法にキャリア決済が対応していないことは、一番はじめの項目で既にお伝えしました。

ですが、このような疑問を持っている人がいらっしゃいます。

LINE Payの疑問4

LINEスタンプはキャリア決済で購入できるのに、何でLINE Payの残高はキャリア決済でチャージできないの?

ここでご理解いただきたいのが、LINEのサービスの中でキャリア決済を使えるのは「LINEクレジット」のみだということ。

そもそもLINEクレジットとは、LINEストア内で利用できる「バーチャルマネー」。

そのバーチャルマネーならキャリア決済で購入できるということなんです。

「LINE Pay」と「LINEクレジット」はそれぞれ異なるサービスだということを覚えておきましょう。

LINEクレジットに対応したサービス

LINEスタンプ着せ替えLINEゲーム
LINEマンガLINE占いLINE LIVE
LINE MUSIC絵文字LINE PLAY

本当に便利?LINE Payで注目すべき3つのメリット

ここまでの内容からLINE Payの仕組みについては把握できたと思います。

では次に、LINE Payのメリットについて見ていきましょう。

LINE Payの注目すべきメリットは次の3つ。

  • バーチャルプリペイドカードを発行できる
  • LINE利用者なら個人間での送金が可能
  • LINE Pay加盟店の支払いが簡単

各項目ごとに詳しく見ていきましょう。

バーチャルプリペイドカードを発行できる

LINE Payはバーチャルプリペイドカードを発行できます。

補足説明

バーチャルプリペイドカードとは、事前チャージ型クレジットカードです。あらかじめチャージしておいた残高の範囲内ならクレジットカードと同様に扱えるため、使い過ぎを防止したい人にとっては非常に役立つサービスです。

審査なしで即座に発行できる上に、手数料や年会費など一切必要ありません。

また「Apple Pay」や「Google Pay」に設定しておけば、かざして支払うことも可能です。

LINE利用者なら個人間での送金が可能

LINE Payは支払い機能だけでなく、LINEに登録している友達にお金を送れる「個人間送金サービス」が用意されています。

相手の口座番号を知らなくてもLINEのトーク内で支払いのやり取りができる便利な機能。

飲み会の代金やランチ代など、LINEのトーク内で割り勘計算すれば簡単に支払いできますよね?

ちなみに、LINE Payの個人間送金サービスには「割り勘機能」が用意されていますが、「割り勘機能」を利用するにはLINEでグループを作成する必要があります。

グループの作成が面倒だという人は、LINEのトーク内から各個人に請求をおこなう方がいいでしょう。

LINE Pay加盟店の支払いが簡単

LINE Payの「コード支払い」を利用すれば、LINE Pay加盟店での支払いが簡単になります。

なぜならご自身のコードを提示し、そのコードを店舗側にスキャンしてもらうか、店舗側から提示されたコードを読み取るだけで支払いが完了するからです。

またネットショップ(LINE Pay加盟店)での支払い方法に「LINE Pay」を選択すれば、住所などを入力しなくても簡単に支払い手続きが完了します。

補足説明

ネットショップでの支払い方法にLINE Payを選択する場合、「 LINE Profile+」に情報登録しておきましょう。この「LINE Profile+」に登録した情報が配送先として反映されます。

他にも請求書払いが可能になっており、公共料金や電気代などもLINE Payで支払えることから、意外と利用シーンが広いんですよ。

要注意!LINE Payが使いにくい2つの理由

さきほど紹介したメリットを見る限り「LINE Payは使いやすい!」と感じた人が多いと思いますが、ちょっと待ってください。

もちろんLINE Payに魅力的なメリットがあることは認めますが、使いにくいとされるデメリットもあるんです。

  • キャリア決済からのチャージに対応していない
  • 登録できるクレジットカードが少ない

詳細については下記にて詳しく解説しますが、LINE Payのメリットのみを把握するのではなく、デメリットもしっかり把握した上で利用するか判断してください。

キャリア決済からのチャージに対応していない

これまで何度も触れてきましたが、やはりキャリア決済からのチャージに対応していない点は大きなデメリットといえるでしょう。

LINE Payには複数のチャージ方法が用意されていますが、その多くが出向いて手続きをおこなう手間を要してしまいます。

ここでキャリア決済からのチャージに対応していれば、「LINE Payはスマホ一つでいつでも簡単に残高をチャージできる利便性の高さが魅力のキャッシュレス決済」と紹介できるのですが、今のLINE Payの仕組みでは素直にオススメすることはできません。

スマホの普及が当たり前になっているからこそキャリア決済にも対応してもらいたいですね。

登録できるクレジットカードが少ない

LINE Payにクレジットカードを登録しておけば、前もって残高をチャージすることなく支払いをおこなえます。

補足説明

クレジットカードの登録とは、登録したクレジットカードからその都度料金を支払う方法になるため、事前に残高をチャージする方法とは別の考え方になります。そのためチャージ方法の項目でクレジットカードには触れませんでした。この点をご理解いただけますようお願いいたします。

ですが、このクレジットカードの登録もLINE Payが使いにくい理由の一つ。

なぜなら「Visa LINE Payクレジットカード」、「三井住友カード(VISAブランド)」しか登録できないからです。

登録できるカードの種類が少なすぎるんですよね。

「Visa LINE Payクレジットカード」、「三井住友カード(VISAブランド)」は年会費が無料なため、手を出しやすいクレジットカードではありますが、それでも発行するには審査をクリアしなければいけません。

利便性という視点から考えると、登録できるクレジットカードが限られているのは大きなマイナスポイントといわざるを得ないですね。

LINE Payは使う人を選ぶキャッシュレス決済サービス

上記で紹介した2つのデメリットからも分かる通り、LINE Payは使う人を選ぶキャッシュレス決済サービスです。

もちろん素晴らしいメリットがあることも事実なのですが、それ以上にデメリットの方が気になるんですよね。

  • キャリア決済からのチャージに対応していない
  • 登録できるクレジットカードが少ない

この2つのデメリットから、LINE Payは普段使いとして愛用するキャッシュレス決済としては心許ないというのが正直な感想です。

実際、もっと優れたキャッシュレス決済サービスがあるのも事実ですからね。

LINEで個人間送金をおこないたい人、年会費無料のバーチャルプリペイドカードを発行したい人ならLINE Payを利用しても問題ないと思いますが、あくまでLINE Payは使う人を選ぶキャッシュレス決済サービス。

日常生活のどのようなシーンでキャッシュレス決済を使うのか、この点をしっかり考えた上でLINE Payの利用を検討しましょう。

最後に

如何でしたでしょうか?

今回の記事では、LINE Payのキャリア決済事情やLINE Payのチャージ方法を紹介するほかに、LINE Payのメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。

ここまでご覧いただけたのならLINE Payの基礎知識については問題ないはずなので、あとはご自身の利用シーンを考えながら登録するか判断するだけ。

今一度、メリット・デメリットの両方を比べ、自分自身に最適なキャッシュレス決済サービスなのかを考えてみてください。


クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。