「Youtube」のような無料で利用できる動画配信サービスだけでなく、有料の動画配信サービスも成長を遂げています。
映像・動画サービスに関するマーケティング分析をおこなっている「GEM Partners株式会社」では、2019年度の動画配信サービスの市場規模を調査、また2018年度と比較しています。
2018年度の市場規模 | 約1,680億円 |
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2019年度の市場規模 | 約2,158億円 |
この調査結果から2018年度に比べ2019年度は動画市場が約1.3倍にまで成長していることがわかりますよね?
急成長を遂げる動画配信サービスの中でいまだに根強い人気を誇っているのが「dTV」。
携帯電話をドコモで契約している人なら一度は聞いたことがあると思います。
もちろんdTVは有料の動画配信サービス。
そのdTVの月額料金をキャリア決済で支払うことができるんですよ。
携帯電話から決済できる上にすぐに動画を楽しめる。
まさに「便利」の一言ですが、そんなdTVについて「知らない、聞いたことない・・・」という人もいることでしょう。
そこで今回はdTVについて徹底解説。
dTVのサービス内容、登録方法や解約方法、またdTVの月額料金をキャリア決済で支払う手順についてわかりやすく解説していきます。
これからdTVを利用する人、支払い方法をキャリア決済に変更したい人にはオススメの記事になっていますよ。
動画配信サービス「dTV」について詳しく知ろう
dTVは「ドコモ」が運営する動画配信サービス(動画ストリーミングサービス)。
「サブスクリプション(月額課金)」スタイルになっており、月額料金を支払うことで継続的に利用することができます。
2013年12月からサービスが開始され、当初は「dビデオ powered by BeeTV」という長いサービス名称でしたが、2015年4月から現在の「dTV」に改名され、dTVがドコモのサービスだとよりわかりやすくなりました。
そんなdTVには次のような特徴があります。
- 国内外作品合わせて約12万本が見放題
- スマホ、タブレット、パソコンなど機種を問わずに利用できる
- d払いを利用することで支払い時にポイントが貯まる
- 他サービスとセットで加入するとお得
国内外作品合わせて約12万本が見放題
dTVでは国内外の作品合わせて約12万本が見放題になっています。
すべての作品が月額料金で楽しめるわけではない(一部の作品は別途購入する必要あり)ですが、それでも月額料金だけで相当な数の作品が楽しめます。
また公開予定の映画とタイアップしたオリジナルコンテンツが配信されることもあるため、そのオリジナルコンテンツを目当てに加入するのも一つです。
スマホ、タブレット、パソコンなど機種を問わずに利用できる
dTVは「スマホ」、「タブレット」、「パソコン」など、あらゆる機器で視聴可能となります。
画質も自由に選べるので、「外出先では容量を抑えるために低い画質」、「自宅では綺麗な映像を楽しむために高画質」、このように場面に応じて調整しながら映像作品を楽しめるのもメリットとして挙げられますね。
d払いを利用することで支払い時にポイントが貯まる
dTVではドコモのキャリア決済「d払い」を利用して月額料金を支払うことができます。
d払いで支払えば携帯電話料金と合算請求されるので、その分「dポイント」を貯めることだってできるんです。
既にご存知の人も多いと思いますが、dポイントはさまざまなお店で利用可能なんですよ。
- ローソン
- ファミリーマート
- ガスト
ただしdポイントをdTVの支払いに充当することはできませんので注意してください。
他サービスとセットで加入するとお得
ドコモではdTV以外にも「dTVチャンネル」、「DAZN fot docomo」などの動画ストリーミングサービスを提供しています。
他サービスとdTVをセットで加入すると以下のような特典を受けられます。
dTV×dTVチャンネル | セットで300円お得 |
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dTV×DAZN fot docomo | セットで200円お得 |
ドコモの動画ストリーミングサービスに複数登録したい場合はセット割を活用するのがオススメです。
dTVはドコモ回線をもっていない人でも利用できる
dTVという名称から、「ドコモユーザー専用のサービスだよね?」と勘違いする人も多いです。
しかしdTVはドコモユーザー以外でも「dアカウント」を持っていればすぐに利用できるんですよ。
サービス開始当初、dアカウントを発行できるのはドコモユーザーだけでしたが、2014年4月からdアカウントが外部にも開放されたため、ドコモユーザー以外もdアカウントを発行できるようになりました。
「ドコモユーザーじゃないけどdアカウントを使ってdTVを視聴してますよ!」という人もたくさんいます。
ドコモではdTVを含めたさまざまなサービスを他キャリアのユーザーにも提供することで、幅広い層からの集客を狙っているんです。
事前に知りたいdTVの月額料金と決済方法
dTVに登録する前に月額料金や決済方法についても確認しておきましょう。
dTVの月額料金について
dTVの月額料金は500円(税込550円)。
年間に換算すると「500×12=6,000円(税込6,600円)」です。
毎月550円(税込)で動画が見放題になり、年間通しても6,600円(税込)しかかかりません。
Hulu | 933円(税込1,026円) |
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U-NEXT | 1,990円(税込2,189円) |
他の競合サイトに比べるとはるかに安く、「Amazonプライムビデオ」と同程度の値段になっています。
初回31日間は無料で課金済みの人たちと同じサービスが楽しめるのも魅力。
無料期間中にdTVの使い勝手を確かめ、その上で登録するかどうか決めるのも一つですね。
dTVの決済方法について
dTVの決済方法は次の3つ。
- クレジットカード
- デビットカード
- d払い(ドコモ払い)
dTVの月額料金をキャリア決済で支払う場合、残念ながらd払いしか使えません。
つまりドコモ回線で契約をおこなっていない人はキャリア決済で支払うことができないのです。
クレジットカードやデビットカードを登録する必要がありますね。
クレジットカードを持っていない、または発行できないという人はデビットカードを持っているとdTVに登録可能。
デビットカードは無料で発行できるケースが多いので、この機会に発行するのも一つです。
ドコモユーザーの場合、わざわざクレジットカードやデビットカードを用意する必要はありません。
d払いとdTVを紐づけて安全にdTVの月額料金を支払うことができます。
料金だけで選ぶならdTVは優秀な動画配信サービスです
有名動画配信サービスの作品本数を比較すると以下のようになります。
U-NEXT | 約14万本 |
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Hulu | 約6万本 |
FODプレミアム | 約4万本 |
dTVの作品本数約12万本は国内トップクラス。
U-NEXTと比べるとやや劣りますが、「Hulu」や「FODプレミアム」と比べた場合、圧倒的に作品本数が多いので見たい作品も見つかりやすいでしょう。
何より料金が割安なので、「月額費用を抑えて動画ストリーミングを楽しみたい!」という人にはdTVがおすすめです。
ただし作品によってはdTVで配信していないものもあります。
dTVだけだと見たい作品に偏りがある場合、利用するサービスを変えるかdTVと併用して他動画配信サービスにも加入するなどして対応しましょう。
dTVの登録方法とキャリア決済で支払う全手順
ここからはdTVの登録方法、dTVの月額料金をキャリア決済で支払う全手順について解説していきます。
- ステップ①:dTV公式サイトから「初回31日無料お試し」と書かれた赤いボタンを押す。
- ステップ②:dアカウントでログイン、表示された契約内容を確認する。
- ステップ③:ネットワーク暗証番号(キャリア決済時に使っている4桁のパスワード)を入力する。
- ステップ④:利用規約を確認し規約に同意、「申込みを完了する」を押す。
dアカウントさえ作っておけばスムーズに登録が完了します。
ドコモユーザーはd払いが適用された状態で手続きが進むため、キャリア決済の登録に悩むシーンはありません。
dTVの月額料金をキャリア決済で支払うメリット
dTVの月額料金をキャリア決済で支払うメリットは次の2つ。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クレジットカードを持っていなくても支払いできる
多くの人が持っているクレジットカードですが、ごく一部の人はクレジットカードを持っていない、もしくは何かしらの理由で発行できないことも考えられます。
そのためデビットカードに頼らざるおえないケースもでてくるのですが、デビットカードを発行したからといってすぐに届くわけではありません。
手元に届くまで平均10日前後は必要です。
今すぐサービスを利用したい人にとって10日前後も待つことは辛いですよね?
そんなときに利用したいのがキャリア決済。
キャリア決済を利用すればすぐに登録完了。
もちろん登録後はそのままサービスを利用できます。
クレジットカードを持っていない人でも簡単に決済処理が完了する手軽さはキャリア決済独自のメリットだといえます。
携帯電話料金と合算して支払いできる
毎月の携帯電話料金と合算して支払いできることこそキャリア決済最大のメリットになります。
dTVの月額料金は毎月数百円程度ですから、携帯電話料金と一緒に支払いたいと考える人は多いはず。
また大きい金額はクレジットカード、少額の支払いはキャリア決済のようにわけることもできますからね。
しかもdTVの月額料金をキャリア決済で支払えば同時にキャリア決済の利用実績を残すことができます。
利用実績を積み重ねることでキャリア決済の限度額が上がりやすくなることは前に他の記事で説明した通り。
キャリア決済を上手く使いこなせば色んな恩恵を受けることができるんですよ。
dTV解約方法について把握しよう
ここからはdTVの解約方法について説明していきます。
解約方法は登録方法よりも少しわかりにくいため下記手順から正しく理解しておくと安心です。
スマホから解約手続きをおこなう場合
スマホから解約手続きをおこなう場合は下記手順を参考にしてください。
- ステップ①:dアカウントで専用アプリにログインする。
- ステップ②:アプリ画面から「フッターメニュー」→「その他」→「アカウント」→「解約」と進む。
- ステップ③:「利用規約に同意し、解約手続きに進む」にチェックを入れる。
- ステップ④:dアカウントで再びログイン、「My docomo」画面から解約手続きをおこなう。
- ステップ⑤:My docomoから解約に関するメールが届いているか確認する。
パソコンから解約手続きをおこなう場合
パソコンから解約手続きをおこなう場合は下記手順を参考にしてください。
- ステップ①:ブラウザーからdTVにログイン。
- ステップ②:dTVのメニュー内の「アカウント」から、「解約」をクリック。
- ステップ③:「利用規約に同意し、解約手続きに進む」にチェックを入れる。
- ステップ④:dアカウントで再びログイン、「My docomo」画面から解約手続きをおこなう。
- ステップ⑤:My docomoから解約に関するメールが届いているか確認する。
解約手続きに関する補足説明
スマホ、パソコンからおこなう解約方法にそこまで大きな違いはありません。
ドコモのすべてのサービスは「My docomo」で管理されているため、dTVの解約手続きも「My docomo」を経由します。
解約画面に「dTVを解約する」と明確に記載されておらず少し戸惑うかもしれませんが気にせず先に進んでください。
また解約完了メールについても、「My docomoで以下の処理が完了しました。」というタイトルになっているため、きちんと解約できたのか気になる場合、メールのリンクをたどり解約がおこなわれているか確認しておきましょう。
メールに「dTVの解約が完了しました。」とはっきり記載されていない点が残念ですね。
断トツ便利なキャリア決済でdTVの月額料金を支払おう
以上、今回の記事で解説したポイントは下記の通りです。
- dTVのサービス内容や特徴
- dTVの登録方法、解約方法
- dTVの月額料金をキャリア決済で支払う全手順
- dTVの月額料金をキャリア決済で支払うメリット
dTVは配信本数の割に値段も安く利用価値の高いサービスになっています。
他の動画ストリーミングサービスに押され気味な状況ではありますが、見たい作品も見つかりやすいのでぜひ活用したいところ。
またドコモユーザーはキャリア決済で月額料金を支払えるので、カード情報を登録するような手間もなくすぐに利用できます。
月額料金を毎月の携帯電話料金と合算して支払えるのは大きな魅力ですよね?
どの動画配信サービスを利用するか迷っているのなら、dTVを選択肢の一つとして考えるのもありですよ。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。