普段から毎日持ち歩く携帯電話ですが、常に起動させているためバッテリーがすぐに劣化してしまいますよね。
そもそも、充電をおこなうバッテリーは消耗品のため買い替えが必須となります。
ですが、使い方次第ではバッテリー自体を長持ちさせることも可能なのです。
そこで今回は、バッテリーを長持ちさせるために重要となるポイントをいくつか紹介したいと思います。
是非、今後の参考にして下さい。
携帯電話のバッテリーは劣化する
バッテリーは充電を繰り返すことで劣化します。
皆さんも感じていると思いますが、購入時に比べると少しずつ満充電時からの使用時間が短くなっていますよね?
それはバッテリーが消耗品であること、また、使い方の問題が主な原因です。
つまり、使い方次第ではバッテリーを長持ちさせることも可能なので、バッテリーの仕組みをしっかり理解し、快適に携帯電話を使える環境を整えましょう。
携帯電話の充電の仕組み
携帯電話を利用している中で「充電の持ちの悪さ」は誰もが感じることです。
バッテリーは消耗品ですから充電する度に劣化していくことは仕方ありません。
ですが、どのようなサイクルを繰り返せば充電の持ちが悪くなるのか、その原因を理解しておくことでバッテリーの寿命を長持ちさせることが可能なのです。
バッテリーと数値の関係
携帯電話を充電するバッテリーは、放電状態の数値からどれだけ長持ちするかを測定することが出来ます。
バッテリーが放電状態になっている際の数値が小さければ、そのバッテリーは長持ちしているとの判断になります。
通信機器の多くにバッテリーが装備されていますよね?
その通信機器の修理内容として「充電の持ちが悪い」と申告する方は非常に多く、メーカー側では放電状態の数値を測定した後に製品の修理をおこないます。
この放電状態の数値が大きくなれば、それだけ充電の持ちが悪くなっていると言うことなのですが、数値が大きくなる、つまり、充電の持ちが悪くなる原因については2つの劣化が大きく関係しています。
サイクル劣化
まず、バッテリーの劣化を起こす原因として「サイクル劣化」という充電と放電を繰り返すことにより起きる劣化があります。
携帯電話を利用するために充電作業をおこないますが、この必要不可欠な方法を繰り返すことにより内部で化学反応が起こり劣化していくのです。
使い方に差はありますが、充電、放電を繰り返すことで約1年半後には購入時の半分ほどしか充電を持たせることが出来なくなります。
保存劣化
もう1つの劣化は「保存劣化」です。
保存劣化は携帯電話を利用しなくとも自然と劣化が進む現象です。
使わなくても劣化が進む…この保存劣化が起きると携帯電話を操作していなくても充電が減っていると感じます。
劣化についての考え方
充電と放電を繰り返すことで起きるサイクル劣化は、携帯電話を利用する上で必ず起きる現象のため、こちらを防ぐことは出来ません。
そのため、如何に保存劣化を防ぐかを考える必要があるのです。
携帯電話の契約は2年縛りが多いため、次の契約、もしくは、次の更新まではバッテリーを長持ちさせたいですよね。
自然劣化を防ぎ携帯電話の充電を長持ちさせよう!
では、自然劣化を上手く防ぐためにはどのような方法があるのでしょうか?
簡単な方法としてよく耳にするのは携帯電話を保管する環境に気を付けると言うことです。
携帯電話は通信機器なので高温状態に弱く、日差しに当て続けることでバッテリーの状態は悪くなります。
まず、携帯電話を高温環境で保管しないと言うことを心掛けましょう。
携帯電話の充電は8割で終わらせると長持ちするの?
携帯電話のバッテリーを長持ちさせる意外な方法として「8割充電」が挙げられます。
実は、実験結果からもこの方法が正しいと実証されています。
8割充電と満充電の双方を比較した場合、80%充電の方が1.5倍ほど放電状態の数値を伸ばすことが出来ているのです。
満充電にして使い切ってから携帯電話を充電すると言う方法が一般的な考えですが、実は、満充電よりも8割充電の方がバッテリーは長持ちします。
また、カラの状態からの充電も自然劣化を進める原因となりますので覚えておきましょう。
これまで、満充電後の使い切り充電を繰り返してきた方は、確実に自然劣化を進めてしまい、バッテリーの持ちが確実に悪くなります。
そのため、普段の生活では8割充電を意識し、長時間利用する日だけ満充電にするなど、少しの工夫でバッテリーの劣化を防ぐことは可能なので、充電に対する意識から変えていきましょう。
まとめ
携帯電話のバッテリーは充電を繰り返すことで劣化していきます。
この現象は仕方のないことですが、少しの工夫でバッテリーの劣化を防ぎ、充電を長持ちさせることが可能であることもご理解頂けたと思います。
せめて、携帯電話の買い替え時期や次の契約更新月までは劣化を防ぎたいですよね?
今回の記事の重要なポイントをまとめると以下の3点が重要なポイントになります。
- 8割充電
- 携帯電話を保管する環境に気を付ける
- バッテリーを使い切る前に充電する
誰でも出来る簡単な対策方法なので是非取り入れていきましょう。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。