iTunesを初期化(リセット)する方法をパターン別に紹介

iPhoneやMac、iPadを利用している人は、iTunesと同期しながらデータを管理しています。

ですがデータ量が徐々に増えていくと当然ながら動作が重くなってしまい、いざ整理しようとしてもなかなか面倒なんですよね。

またiTunesのデータすべてを初期化しようとしても、作業手順がわからなくて挫折してしまうことだってあります。

そんなときに役立ててもらえうよう、今回の記事では「iTunesを初期化(リセット)する方法」について徹底解説。

こちらの記事をご覧いただければ、簡単にiTunesを初期化(リセット)できるようになりますよ。

iTunesを初期化(リセット)する意味とは?

iTunesを初期化(リセット)したい、またiTunesのデータを一部削除したいと考えている人は、その方法や手順をネット検索で探します。

検索上位には知恵袋でのやり取りが表示されるので、参考として一度は見たことがあるのではないでしょうか?

ですがその内容を見てみると、「初期化とはどういうことですか?」など、これ以上の質問ができない雰囲気の回答が多く見受けられます。

理解してもらおうと必死に内容を伝えても、お互いの思考が違うため、求める回答をもらえないパターンはよくあります。

iTunesを初期化(リセット)って具体的に何がしたいのか・・・

質問者はどのような答えが正解なのかすぐに判断できないのです。

そこで下記より、iTunesの初期化(リセット)に求めることの答えを考えていきましょう。

iTunesを初期化(リセット)することで得られる結果

iTunesを初期化(リセット)したいといっても、iTunes内のデータすべてを削除したいのか、iTunesのアプリ自体をMac内から削除したいのか、好みのジャンルが変わったことでiTunes Mediaのデータを初期化したいのか、目的はさまざまですよね?

一度データが消えることで復元できない、初期化以上に複雑な方法でしか戻すことができないという点からも、回答者はその答えに慎重な姿勢を見せ、安易にアドバイスすることを拒みます。

そのようなときは、「〇〇したいからiTunesを初期化(リセット)したい!」と目的をしっかり伝えることが大切です。

ただ漠然と「iTunesを初期化(リセット)したい!」と伝えても、回答者から答えをもらえないのは仕方のないこと。

自分が何を目的としてiTunesを初期化(リセット)したいのか十分に理解しておきましょう。

パターン別に解説!iTunesを初期化(リセット)する方法

iTunesを初期化(リセット)したいというのは、パソコンにインストールしたiTunesアプリのデータをすべてリセットするということですか?

それともiTunesのアプリを消したいのですか?

またはiTunes内の音楽だけをすべて消したいのですか?

一度データが消えてしまうと復旧作業はさらに複雑になりますので、何を目的としているのか慎重に考えてください。

その上でこれから解説する手順を参考にiTunesの初期化(リセット)をおこないましょう。

MacからiTunesを完全に削除する方法

iTunesを初期化(リセット)したい意味が「MacからiTunes自体を消したい!」ということならアプリの削除ソフトを利用すれば完結します。

Macを譲る、買取してもらう際におこなうことが多いですね。

MacからiTunesを削除する手順

  1. ステップ1:Macに「App Cleaner」をダウンロード、インストールします。
  2. ステップ2:メニューバーから「App Cleaner」→「Preferences」の順に進みます。
  3. ステップ3:パネル内にある「Protect default OS X apps」のチェックを外します。
  4. ステップ4:「App Cleaner」のウインドウ内にある「iTunesアイコン」をドロップします。
  5. ステップ5:iTunesとその関連ファイルすべてにチェックを入れたら「Remove」をクリックしてiTunesのアプリを削除します。

iTunesのデータを削除する方法

機種変更やグレードアップなどの際、一度データを入れ替えたいと考える人も多いです。

しかしそのままiTunesに同期すると以前のデータまで残ってしまいます。

端末内で削除できるもの、できないものがあるため煩わしく感じるのも事実。

「面倒だからこの際すべてをリセットして新しい端末として登録したい!」

でもどうしたらiTunesを初期化(リセット)できるのか?

疑問に感じる人もいることでしょう。

そんな人たちに向け、iTunesのデータのみを削除する手順について解説していきます。

iTunesのデータを削除する手順

  1. ステップ1:パソコンでiTunesを起動させます。
  2. ステップ2:ライブラリ選択画面を表示させます。
  3. ステップ3:選択したライブラリを移動先のフォルダに移せば、iTunes内のデータ削除は完了します。

iTunes内にあるiTunes Mediaを削除する方法

iTunes内にあるiTunes Mediaだけを削除することで容量を増やしたいと考える人もいます。

そんなときは以下の手順を試してみてください。

ただしすべてのデータを一緒に削除しないよう十分注意してください。

iTunes内にあるiTunes Mediaを削除する手順

  1. ステップ1:PCを起動させます。
  2. ステップ2:メニューバーから「移動」をタップ。そのあと「ホーム」を選択して「ミュージック」をダブルクリックします。
  3. ステップ3:iTunesフォルダをデスクトップにドラッグします。
  4. ステップ4:外付けドライブのアイコンをダブルクリックしてデスクトップ上にある「iTunesフォルダ」をドラッグすれば「iTunes Media」を移動できます。
  5. ステップ5:外付けドライブから「iTunes Media」を削除すれば完了です。

iTunes内のiTunes Mediaから不要ものだけを削除する方法

最後にiTunes内のiTunes Mediaから不要なものだけを削除する方法について解説します。

「すべてを消したくないけど全然聞いてない曲もあるから整理したい!」という人は、簡単な方法で曲の削除もできるため、容量を確保するには最善の方法だと思います。

iTunes内のiTunes Mediaから不要ものだけを削除する手順

  1. ステップ1: iTunesを起動する。
  2. ステップ2:削除したい曲を選択して右クリック、削除を選択する。

緊急時の対処に役立つ!iTunesのインストール方法

「どうしよう・・・iTunesを初期化(リセット)している最中に間違ってiTunesを消してしまった・・・」

もしくはアンインストールしてしまうなど、このようなことは実際起こりえる話です。

そんな事態に備え、iTunesのインストール方法についても覚えておきましょう。

最新バージョンをダウンロードする方法

App Storeの上部メニューから「music」→「iTunes」→「ダウンロード」とクリックしていくと最新バージョンをダウンロードする画面が表示されます。

「今すぐダウンロード」をクリックしましょう。

ダウンロードする際、OS Xバージョン10.10.5以降で400MB以上の空き容量があることを確認してください。

Macの場合、パソコンを購入した際に付属で付いてきているディスクでもインストールできますが、バージョンが古い可能性も考えられるため、インターネット上でダウンロードしたデータをインストールしましょう。

iTunesのインストール手順(Mac編)

データをダウンロードした後、インストールするためのダイアログボックスが表示されます。

画面の指示に従ってインストールを進めましょう。

インストールオプションでは言語を「日本語」に設定し、プログラムの保存先を決めて「インストール」をクリックすれば完了です。

iTunesのインストール手順(Windows編)

ダウンロードしたiTunes のセットアップファイルをダブルクリックします。

「開いているファイル-セキュリティの警告」のダイアログボックスが表示されますが、迷わず「実行」をクリックしてください。

インストールオプションで言語を「日本語」に設定し、プログラムの保存先を決めて「インストール」をクリックすれば完了です。

パソコンとiPhone、iPadを同期する方法

同期する方法については基本的にMacとWindowsのどちらも同じ作業になります。

iPhoneとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、左上のメニューにあるデバイスボタン(携帯の形をした画像ボタン)を押しましょう。

左側に表示されるサイドバーメニューから同期したいコンテンツのタイプを選択します。

「同期」 チェックボックスを選び、「デバイスを接続するたびに自動同期したい項目」にチェックを入れます。

同期したいコンテンツのタイプが複数ある場合、この作業を繰り返してください。

最後に「適用」をクリックすれば完了です。

まとめ

以上、iTunesを初期化(リセット)する方法について解説してきました。

如何でしたでしょうか?

パターン毎にその流れを解説しましたが、もしiTunesを初期化(リセット)するのなら、その目的をしっかり考えた上でおこなってください。

一つ間違えれば復元できなくなってしまうこともありますからね。

また容量が多ければ多いほど初期化(リセット)には時間がかかります。

作業している中で予想以上に時間がかかり不安に感じるかもしれません。

ですが目的に合った作業をおこなうことで不要なデータは必ず削除することができます。

途中で作業を中断してしまえば、それこそバグの原因にもなり兼ねませんので、iTunesを初期化(リセット)するのなら最後までしっかり作業をおこなってください。


クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部
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