キャリア決済現金化がバレるのには理由がある!携帯電話会社にバレないための対策とは?

携帯電話のキャリア決済枠を現金に換えることで唐突な出費などに対応することができるキャリア決済現金化。

ですがキャリア決済現金化を利用する場合、各携帯電話会社にキャリア決済を現金化したことがバレないようにしなければいけません。

リスク回避の対応策を考えなければならないのです。

とはいえ正しい手順で現金化を進めていたとしても、ふとしたことから携帯電話会社にキャリア決済を現金化したことがバレてしまうことも・・・

そうなってしまうと大変。

今後キャリア決済が使えなくなるばかりか、携帯電話そのものが利用停止になってしまう可能性だって考えられます。

そこで今回は、キャリア決済現金化が携帯電話会社にバレてしまう主な理由、また、キャリア決済を現金化したことがバレないようにするための対策について紹介したいと思います。

基本的にキャリア決済現金化がバレることは90%ありません

ひとまず安心してください。

基本的にキャリア決済現金化が携帯電話会社にバレることはありません。

おそらく90%くらいの確率でバレることはないでしょう。

その理由の一つに、携帯電話会社自体がキャリア決済からのデジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)購入を推奨している点が挙げられます。

お知らせ

2021年11月より「iTunesコード」の名称が「Appleギフトカード」に変更となりました。

各携帯電話会社のオンラインショップでは、デジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)が販売されていますが、キャリア決済で購入できることはご存じですよね?

そのためキャリア決済を利用した商品の購入自体に不自然な点は見当たらないのです。

キャリア決済現金化の利用者

現金化するためにキャリア決済でデジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)を購入したんだよね!現金化最高!

このように自らSNSなどで発信すればもちろんバレてしまいますが、そんなことをする人はまずいません。

ようするに正しい手順(商品を買って売る)でキャリア決済を現金化すれば、携帯電話会社にバレるようなことは90%ありえないのです。

補足説明

この「90%」という言葉がポイント。残り10%の確率でキャリア決済現金化がバレてしまう理由については下記項目の「キャリア決済現金化がバレる理由はこの2つ」をご覧ください。

違法ではないけど携帯電話会社の利用規約に違反してしまう

キャリア決済現金化は違法じゃない!その理由について教えます」でも詳しく解説していますが、キャリア決済現金化は違法行為ではありません。

しかし携帯電話会社の利用規約に違反しているのは事実。

この違反行為が携帯電話会社にバレた場合、キャリア決済の制限、利用停止だけでなく、携帯電話そのものが強制解約になってしまう可能性も十分考えられます。

そこで各携帯電話会社の定める利用規約を今一度確認しておきましょう。

ドコモ|d払い/ドコモ払いの場合

ドコモの場合、「d払い」または「ドコモ払い」を利用することになります。

では利用規約を見ていきましょう。

第15条(本サービスの中断・停止)

2.当社は、お客さまが次の各号に該当するときは、本サービスの全部又は一部の利用を停止することがあります。

(5)現金等を得る目的で本サービスを利用したとき。

「現金を得る目的で」というのは、キャリア決済を現金化する行為を指します。

購入したデジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)を自分で使用することなく、現金化業者に買取してもらったことがバレてしまうと、規約違反に該当するので注意してください。

au|auかんたん決済の場合

auの場合、「auかんたん決済」を利用することになります。

では利用規約を見ていきましょう。

第5条 (本サービスの利用の制限、停止等)

⑥換金を目的とした商品等の取引の疑いがある場合等、会員の本サービスの利用状況が不適当である、又はそのおそれがある場合

「換金を目的とした商品等の取引」とは、まさしくauかんたん決済を使って購入したデジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)を現金化業者に買取してもらう行為、いわばキャリア決済現金化です。

現金化目的での商品購入は規約違反になることを覚えておいてください。

ソフトバンク|ソフトバンクまとめて支払い

ソフトバンクの場合、「ソフトバンクまとめて支払い」を利用することになります。

では利用規約を見ていきましょう。

第10条(本サービスのご利用)

1.お客さまが次のいずれかに該当する場合は、本サービスの全部もしくは一部の提供を停止し、または既にご利用を受け付けたものについても取りやめることがあります。

(6)現金類に換金することを目的として商品等の購入にご利用可能額を利用していると当社が判断した場合

「現金類に換金することを目的とした商品等の購入」キャリア決済現金化に該当します。

ソフトバンクまとめて支払いも、現金化を目的としたキャリア決済の利用は規約で禁止されていることを覚えておきましょう。

キャリア決済現金化がグレーゾーンといわれる理由

キャリア決済現金化の悩み1

えっ?これだとキャリア決済現金化なんてできないじゃん!

キャリア決済現金化の悩み2

キャリア決済現金化を利用してみたいけどなんか怖いな・・・

利用規約を確認した感想としてこのように思った人もいることでしょう。

しかしキャリア決済を利用して購入した商品の所有権は、その商品を購入した時点で購入者のものとなります。

商品を販売した携帯電話会社は、購入された商品がその後どういう使われ方をしたのか追跡することはできません。

仮に携帯電話本体の転売であれば、販売元から製造番号が公開されているので足を辿ることもできるのですが、デジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)は購入者しかコード番号を確認できない仕組みになっています。

いくら携帯電話会社とはいえ、キャリア決済を使って購入したデジタルコードがどこでどんな使われ方をしたのか調べることはできないのです。

つまり現金化目的で購入したのか、それともアプリ課金、サービスの支払いをするために購入したのか、購入者本人にしか分かりません。

キャリア決済現金化がグレーゾーンといわれる理由もこの仕組みがポイントになっているんですよ。

キャリア決済現金化がバレる理由はこの2つ

今回の記事でみなさんがもっとも気にしているキャリア決済現金化がバレてしまう理由。

購入目的が不明だとしても疑わしい動きはお金の流れを見ていると分かってしまうものです。

以下にて紹介するキャリア決済現金化がバレてしまう理由を十分に理解し、キャリア決済を現金化する際には細心の注意を心掛けましょう。

携帯電話料金の延滞、滞納

携帯電話料金の支払いを延滞している、また何ヶ月も滞納し続けている場合は要注意。

携帯電話会社は料金の未払いに非常に厳しく、支払いランクを付けるほど厳密に管理しています。

例えばいつも一か月遅れで携帯電話料金の支払いを続けている人が、毎月、利用限度額いっぱいまでキャリア決済を使っていた場合、あなたならどう思いますか?

携帯電話料金の支払いを遅らすほどお金に困っているにも関わらず、毎月限度額いっぱいまでキャリア決済で買い物しているという様子はあまりにも不自然ですよね?

カード決済がやめられないという依存症に悩む人もいるので現金化目的と一概には断定できませんが、それでも疑うには十分な理由です。

あまりにも不自然にキャリア決済が利用されている場合、携帯電話会社から連絡がくる可能性も考えられるため、携帯電話料金の延滞、滞納だけは絶対しないよう注意しましょう。

キャリア決済の限度額が増額した翌月の高額利用

毎月、キャリア決済の限度額いっぱいまで現金化する人も数多くいらっしゃいます。

携帯電話料金を滞納せず何の問題もなく過ごしていれば、携帯電話会社から「よくキャリア決済を利用してくれるお客様」として認識されるので、最初は10,000円だったキャリア決済の限度額も、利用状況次第では最大100,000円まで増額することができるでしょう。

しかし利用限度額が増額されたからといってすぐに高額利用するのは危険。

さきほど利用状況次第で限度額が増額されるとお伝えした通り、限度額が増額された翌月にキャリア決済を高額利用してしまうと、携帯電話会社から利用目的を確認されるケースも考えられます。

今までキャリア決済を月30000円分利用していた人が、急に100,000円分利用したらどうですか?

状況を確認されても仕方ないですよね?

キャリア決済の限度額が増額されたからといってすぐに利用するのではなく、数カ月かけて利用実績を残していく、もしくは一か月の中で数回に分けて利用するなど工夫しなくてはいけません。

あくまで自然な利用を心掛ける、そのためにも不自然な行為は避けましょう。

キャリア決済現金化がバレたらどうなるの?

注意点を守りながらキャリア決済を現金化していたとしても、絶対にバレないとは言い切れません。

そこで実際にキャリア決済現金化が携帯電話会社にバレてしまった場合、一体どうなってしまうのか把握しておきましょう。

一番多いパターン:キャリア決済の利用制限

利用規約に違反したと判明した場合、まずキャリア決済に利用制限をかけられてしまうことが考えられます。

一番多いパターンですね。

ではどのような制限をかけられるのか?

この点についてはそのときの対応(携帯電話会社の判断)次第になるので一概には言えませんが、利用限度額が減額されてしまったり、キャリア決済自体が利用停止となる可能性が考えられます。

もちろん減額なら影響は最小限で済みますが、キャリア決済が利用停止になった場合は一大事。

緊急時の金策として重宝するキャリア決済現金化というサービスを失うことになってしまいます。

最悪のパターン:携帯電話の強制解約

これは最悪のパターンですが、キャリア決済現金化が常習化している、また悪質と見なされた場合、携帯電話自体が強制解約となってしまう可能性が考えられます。

このパターンに当てはまる人の多くは携帯電話料金の未払いが目立つ人です。

現金化のためにキャリア決済を高額利用し、それが原因となって携帯電話料金の支払いができなくなってしまうと、携帯電話の利用資格を剥奪されてしまいます。

キャリア決済とは、買い物した代金を翌月の携帯電話料金と合算して支払うサービスであり、携帯電話料金とキャリア決済で使った代金を別々で支払うことはできません。

仮にご自身の支払い能力が50,000円だったとしましょう。

携帯電話料金が10,000円でもキャリア決済の利用が100,000円だった場合、合計110,000円を翌月の携帯電話料金として支払わなければいけません。

50,000円の支払い能力ではどうにもならないですよね?

携帯電話料金だけなら強制解約になるまで数カ月間の連続滞納という明確なルールが設定されているので、その設定を守っている限りは滞納を繰り返したとしても契約を継続することはできます。

ですがキャリア決済現金化がバレてしまい、故意に規約違反を起こしていると知られたのなら話は別。

携帯電話会社から強制解約されてしまうことになるのです。

キャリア決済現金化がバレたときの対処法

では万が一キャリア決済現金化が携帯電話会社にバレてしまった場合、一体どうすればいいのでしょうか?

一見、絶体絶命ともいえる状況ですが、初期段階の対応で状況が一変することだってあるんです。

もちろん初期対応が悪ければ本当に携帯電話が強制解約になってしまうことも・・・

最悪の状況を防ぐためにも以下の点に注意しながら冷静に対処してください。

キャリア決済を現金化目的で利用していないと強く主張する

まず一番大事なのは、キャリア決済を現金化目的で利用していないと強く主張することです。

購入したデジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)を消費目的で購入したのか、それとも現金化目的で購入したのか、この点は購入者本人にしか分かりませんし、現金化目的だと判断する証拠もありません。

状況的には怪しく見えたとしても、その真意は本人が話さない限り誰にも正確には分からないのです。

たとえ毎月限度額いっぱい最大100,000円分のデジタルコード(Appleギフトカード、Google Playギフトカード)を購入し続けていたとしても、映画や音楽を購入したり、アプリで課金している可能性だって十分考えられます。

むしろアプリ課金(ガチャ)を数十万円単位でおこなっているヘビーユーザーは世の中に大勢いますからね。

その点を踏まえ、大切なのは何があっても「キャリア決済で購入したデジタルコードは自分で使用しました!」と言い切ること。

言い切ったとしてもデジタルコードの利用履歴は調べられませんので安心してください。

キャリア決済の利用を制限されたら別の携帯キャリアに変更する

現金化目的でキャリア決済を使っていないと否定し続けても、キャリア決済の利用を制限されてしまう、また強制解約になってしまうことがあります。

その場合、別の携帯電話会社へ乗り換えるのも有効な手段。

携帯電話会社は、携帯電話の契約について重大な料金の未払いや法律に触れるような違法契約者の情報は共有していますが、キャリア決済の利用状況まで共有しているわけではありません。

つまり携帯電話会社を変えるだけでキャリア決済が利用できるようになるのです。

ただしここで注意点。

この方法は今まで積み上げてきた携帯電話会社の契約年数、取得したポイントなどの特典をすべてリセットしてしまうことにもなるため、携帯電話会社から受ける恩恵が減ってしまうデメリットもあります。

あくまで最終手段として考えておいた方がいいでしょう。

キャリア決済現金化を携帯電話会社にバレないようにするための対策

キャリア決済現金化を携帯電話会社にバレないようにするためには、携帯電話料金を延滞、滞納しないことが一番の対策となります。

キャリア決済の利用代金も含め、毎月の支払いを遅れることなくしっかり払っていれば疑わしいことなんて何もありません。

仮に現金化を疑われたとしても、サービスの支払いやアプリでの課金目的で購入した可能性も十分に考えられるため、自分自身で認めなければバレようがないのです。

ただしキャリア決済はきちんと支払いできる範囲内で利用することを心掛けながら計画的に活用しましょう。

もちろん限度額が増額されたからといって翌月すぐに使ってしまうのではなく、月数回に分けて利用する、また数カ月かけて利用金額を上げていくなどできるだけ工夫するようにしてください。

第三者から見て不自然だと思われる利用は絶対NGですよ。


クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。