iTunesは音楽や動画を再生したり、データのバックアップや復元に役立つ便利なサービスです。
そのためiTunesが使えなくなると困る人は多いのではないでしょうか?
そんなiTunesでよくあるトラブルが次の2つ。
- iTunesが立ち上がらない
- iTunesが起動しない
なぜか急にこのような現象が発生するんですよね。
そこで今回の記事では、パソコンからiTunesを利用することを前提に、iTunesが立ち上がらない、起動しないといったトラブルの対処法について詳しく解説していきます。
iTunesが起動しなくなる原因とは?
さっそくですがiTunesが起動しなくなる原因として考えられるのは次の4つ。
- iTunesが最新バージョンではない
- コンピューターのOSが対応していない
- iTunesのファイルが破損している
- 通信エラー
それぞれの原因については下記にて詳しく解説していきますが、ご自身のiTunesがどのような状態なのか今一度しっかり確認しましょう。
iTunesが最新バージョンではない
iTunesは頻繁にアップデートが実施されるため、古いバージョンでは起動しなくなることもよくあります。
お使いのiTunesが最新バージョンなのか常に確認するようにしてください。
またWindowsをアップデートした後、iTunesが起動しなくなるということもあるため、Windowsのアップデートと同時にiTunesのバージョンを確認し、最新でなければアップデートしてください。
コンピューターのOSが対応していない
iTunesのアップデートに伴い非対応になるOSも出てくるため、古いOSを使っている場合は確認が必要です。
古いOSはiTunesに限らずさまざまなジャンルのサービスに非対応となるケースも確認できているので、他のアプリが使えなくなるなんてこともよくあります。
できるだけ新しいOSにしておくことを心掛けましょう。
いつのまにかサービスが終了していたということもありますので注意してください。
iTunesのファイルが破損している
パソコンの調子が悪く、途中でフリーズしたりするとファイルが破損してしまうことがあります。
iTunesが強制終了、再度立ち上げても起動しなくなるという現象ですね。
iTunesが起動しなくなる原因の中でこの理由が一番多いのですが、その原因は明確になっていません。
この場合、iTunesを再インストールして解決しましょう。
通信エラー
iTunes StoreやAppleサービスで通信エラーが起こってしまい、iTunesが上手く起動できないことがあります。
この場合、しばらく時間をおいてからアクセスするかパソコンを再起動してからアクセスしましょう。
それでも改善されない場合はアップデートの確認をおこなってください。
iTunesが立ち上がらない・起動しないときの対処法
iTunesが立ち上がらない、起動しないときの対処法をWindows、Macごとにそれぞれ解説していきます。
ちなみにWindowsとMacでは対処法に若干の違いがあるため、その点を踏まえながらご覧ください。
Windowsでの対処法
Windows PCを使っていてiTunesが立ち上がらない・起動しない場合、以下3つの対処法を試してください。
多くのトラブルは以下の方法で解決しますので状況に合わせて対処しましょう。
iTunesを再インストール
ソフトのバグは再インストールすることで直せるのはもはや常識。
もちろんiTunesにも同じことがいえます。
今現段階でインストールしているiTunesを削除し、改めてインストールして見てください。
上手くいけばこれだけで問題が解決します。
これこそiTunesが起動しない対策として最も有効な対処法だといえますね。
アンインストールはとても簡単。
コントロールパネルからプログラムのアンインストールを選び、Apple関連のプログラムを削除すれば完了です。
完全にプログラムが削除された後にiTunesを再インストールしてください。
Apple関連で削除するべきプログラムは以下の通り。
- iTunes
- Apple software Update
- Apple mobile device support
- Binjour
- Apple Application Support (32ビットと64ビット)
これら5つのソフトウエアをすべてアンインストールすることでiTunesを完全に削除したことになります。
iTunesだけを削除すればいいというわけではありませんので注意してください。
またiTunesを削除しても音楽や動画などのデータは消えませんので安心してください。
データに関してはApple社のサーバーにアカウント別で保存されているため、ご自身のパソコンからiTunesを削除してもデータは残ります。
それでも不安な場合は、お使いのパソコンにフォルダを用意し、すべてのデータをコピーしておくとよいでしょう。
セーフモードでiTunes起動
セーフモードを利用することでApple製品以外のスクリプトなどによる影響を避けることができます。
iTunesを起動するとき「shift」、「Ctrl」を同時に押せばセーフモード起動が可能です。
セーフモードでiTunesが無事に起動できれば、iTunesの問題ではなく他のプラグインが関係しているため、その原因を探す必要があります。
iTunesプログラムを修復
iTunesを再インストールせずに修復する方法もあります。
まずアンインストールするときと同じようにコントロールパネルからプログラム、そしてプログラムのアンインストールと進みましょう。
ここでiTunesを選び右クリックすれば修復を選択できるんです。
ただし修復しても起動しない場合、再インストールが必要になることを覚えておきましょう。
Macでの対処法
Macの場合、Windowsとは違いデフォルトでiTunesがインストールされています。
そのためWindowsとは対処法が異なりますので注意してください。
iTunesを終了
DockのiTunesアイコンを右クリックすることで、一番下に「iTunesを終了」という項目が表示されます。
この項目をクリックしてiTunesを一度終了させてください。
この後にもう一度iTunesが起動できるか試しましょう。
iTunesをインストール
MacにはデフォルトでiTunesがインストールされているため、アンインストールすることはできません。
とはいえApple公式サイトからiTunesをダウンロードすることにより、現在インストールされているiTunesに上書きすることはできます。
その場合、インストール後に上書きしたiTunesが無事起動できるか確認しましょう。
セーフモードでiTunesを開く
Windowsでも解説しましたが、iTunesが起動しない理由に他のプラグインやスクリプトが関係しているのか確認します。
セーフモードでiTunesを立ち上げれば他のプラグインやスクリプトの影響を受けないため、もしiTunesをセーフモードで起動できれば他のプラグインなどの影響が原因だと考えられます。
Macでは「Command」と「Option」を押しながらiTunesを起動してください。
セーフモードでiTunesが無事起動できれば、他のプラグインが原因であると考えられるため、その原因を探す必要があります。
問題が解決しない場合にするべきこと
上記で解説した方法でもiTunesが立ち上がらない、起動しない場合、Apple正規サービスプロバイダーやApple Storeの直営店に相談をするしかありません。
いずれも予約することをオススメします。
電話連絡したとき、担当者に「名前、電話番号、製品の製造番号」を聞かれるので、前もって準備しておくとスムーズに話が進みます。
製品番号とは「IMEI」もしくは「シリアル番号」です。
また画面を共有しながら担当者と話しを進めることもできるので、「上手く状況を説明できない・・・」といった人でも安心ですよ。
最後に
以上、iTunesが立ち上がらない、起動しないときの対処法について解説してきました。
如何でしたでしょうか?
iTunesはデータの保存、共有を簡単におこなえる便利で使い勝手のいいサービスです。
そのためトラブルが起こってしまったなら、なるべく早い段階で対処したいですよね?
今後もしiTunesが立ち上がらない、起動しないといったトラブルが起きた場合、こちらの記事を参考に対処してみてください。
それでも解決できない場合は直接Appleサポートに連絡しましょう。
- クイックチェンジ編集部
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