ここ最近、お客様から決済アプリを使った現金化に関する相談をいただきます。
「auPAY」や「PayPay」の相談が多いですね。
そんな中、ごく稀に「楽天ペイ」の相談を受けることもあります。
「楽天ペイに残っている使わない残高を現金化したい・・・」
たしかに使わない決済アプリに残高が残っていればどうにかして現金化したいですよね?
そこで本記事では、楽天ペイを使った現金化事情について徹底解説。
今現在、楽天ペイに残っている使わない残高を現金化したいと考えている人は、一度本記事をご覧ください。
楽天ペイの現金化事情がお分かりいただけますよ。
それではさっそく見ていきましょう。
楽天ペイを使った現金化について徹底解説
本記事でもっとも重要な楽天ペイを使った現金化事情。
まず先に結論からお伝えしますが、楽天ペイを使って現金化することはできません。
なぜなら現金化する際に購入しなければならない指定商品を楽天ペイでは購入できないからです。
また、楽天ペイの残高チャージ方法は「現金」、「クレジットカード」の2パターンですが、この場合、クレジットカードからチャージした残高を現金化したいと考えますよね?
そもそも、楽天ペイにクレジットカードから残高をチャージできるなら、クレジットカード現金化を利用できます。
楽天ペイを使って現金化する必要がないんですよね。
逆にクレジットカードから楽天ペイに残高をチャージしてしまうと現金化できなくなるので要注意。
結果として楽天ペイは現金化に不向きな決済アプリだといえます。
とはいえ、楽天ペイそのものは日常生活において使いやすいサービスになっているのも事実。
そこで次の項目より、現金化に不向きな楽天ペイのメリットやオトクな使い方について紹介したいと思います。
実は使いやすい?楽天ペイで注目すべき2つのメリット
「楽天ペイにチャージした残高は現金化できない。」
このことから「楽天ペイなんて使う必要ないじゃん・・・」と考える人は多いと思います。
現金化目的で考えるなら「auPAY」や「PayPay」の方が優れていますからね。
ですが、楽天ペイには普段使いで役立つ独自のメリットがあるんです。
特に注目すべきは次の2つ。
- ポイントが貯まりやすい。
- 貯めたポイントで決済できる。
ポイントが貯まりやすい
楽天ペイ最大のメリットはポイントの貯まりやすさ。
楽天ペイを利用する度に決済額の1%から1.5%分のポイント還元を受けられます。
アプリ内に残高をチャージして決済する「チャージ払い(チャージ元が楽天カードの場合)」では、1.5%分のポイント還元が受けられ、効率的にポイントを貯められます。
貯めたポイントで決済できる
楽天ペイを使って獲得したポイントは支払い時に利用できるのもメリットの一つとして挙げられます。
他の決済サービスだとポイントを使いきれず勿体ない思いをすることはよくある話。
ですが、楽天ポイントは使い道が多いので「ポイントを使いきれない」なんてことはありません。
なんといっても楽天市場で使えるのが大きいです。
また、期間限定ポイントと通常ポイントのいずれも「1ポイント=1円」で使うことができるため、節約という意味でも非常に役立ちます。
全部で2種類!楽天ペイの支払い方法について
楽天ペイの支払い方法は次の2種類。
- チャージ払い(楽天キャッシュ)
- クレジットカード
また各支払い方法の詳細については下記をご覧ください。
チャージ払い(楽天キャッシュ)
「楽天キャッシュ」と聞くと分かりにくくなるため、「チャージ払い」として説明します。
楽天ペイのチャージ払いとは、言葉通り楽天ペイに残高をチャージして支払いする方法です。
楽天ペイの残高チャージ方法は以下の通り。
- クレジットカード(楽天カードなど)
- 銀行口座
- 楽天銀行
- ATM(セブン銀行・ローソン銀行)
- ラクマ
- 楽天ウォレット
- 楽天ギフトカード
ちなみに楽天ペイの「チャージ払い」とは、他の決済アプリでいう「残高払い」と同じ意味になります。
またチャージした残高を「楽天キャッシュ」と呼ぶことも覚えておいてください。
クレジットカード
楽天ペイはクレジットカードを支払い先として紐づけすることもできます。
紐づけ可能なクレジットカードは以下の通り。
- 楽天カード
- Visa
- Master Card
- JCB
- American Express
楽天ペイポイントを二重取り・三重取りする方法
本記事では楽天ペイに関する情報を発信していますが、ここで一つ豆知識を紹介。
それは「楽天ペイのポイントを二重取り・三重取りする方法」です。
ちょっとした工夫を加えることで、よりオトクにポイント還元を受けられるんですよ。
詳しくは下記をご覧ください。
楽天ペイのポイントを二重取りする方法
楽天ペイは楽天カードから残高をチャージし、チャージ払い(楽天キャッシュ)で決済すると合計1.5%分の楽天ポイント還元を受けることができます。
要するに楽天ペイと楽天カードの合わせ技でポイントを二重取りするということですね。
ただし、事前に設定しなければならない項目もあるため、ポイントを最大限受け取りたい人は下記設定を必ずおこなってください。
ステップ①:楽天カードを発行する(既に発行している方は省略可)
まだ楽天カードを発行していない人は、まず先に楽天カードを発行しましょう。
他のクレジットカードではポイントを二重取りできないので注意してください。
ステップ②:楽天ペイをダウンロードする
「App Store」、「Google Play」から「楽天ペイ」を検索し、「楽天会員に登録(無料)」をタップします。
必要事項を入力し、楽天会員に登録してください。
ステップ③:楽天ペイの支払い方法を楽天キャッシュにする
楽天ペイの「設定・利用規約」から「お支払い元の設定」をタップし、必ず「楽天キャッシュ」を選択してください。
ステップ④:楽天ペイに残高をチャージする
楽天ペイ画面内「チャージ・送る」をタップし、「金額を入力」の箇所にチャージ金額を入力して残高を追加します。
このとき必ず楽天カードを使って残高を追加してください。
無事に残高が追加されると、楽天ペイ画面内にリアルタイムでチャージ残高が反映されます。
ステップ⑤:楽天ペイの使える店舗で決済する
残高の追加作業が完了したら楽天ペイの使える店舗で決済してください。
「QRコード決済」、「バーコード決済」のどちらでも問題ありません。
楽天ポイント1.5%分の還元は楽天ペイに対応した店舗ならどこでも使える裏技なので、実践しやすいのが特徴です。
楽天ペイのポイントを三重取りする方法
先ほどの解説で楽天ペイのポイントを二重取りする方法は理解できましたよね?
では次に楽天ペイのポイントを三重取りする方法について紹介します。
とはいえベースになるのは「ポイントの二重取り方法」。
ポイントの二重取り方法にプラスα付け加えることで、結果的にポイントが三重取りできるという流れになります。
詳しくは下記をご覧ください。
ポイント二重取り+楽天ポイントカード
楽天ポイントを三重取りするためには、ポイントの二重取り方法にプラスして「楽天ポイントカード」を使います。
まずポイントを二重取りする方法で1.5%分のポイント還元を受け、それと同時に楽天ポイントカードを提示することで更に0.5%~1%分のポイント還元を受ける。
結果、ポイントの三重取りができるというわけです。
例として次の3パターンをご覧ください。
- ファミリーマートの決済に楽天ペイを使い楽天ポイントカードを提示する。
- すき家の決済に楽天ペイを使い楽天ポイントカードを提示する。
- ミスタードーナツの決済に楽天ペイを使い楽天ポイントカードを提示する。
ポイントの二重取りより少しハードルは高くなりますが、楽天ポイント加盟店は意外と身近に存在するため、楽天ペイ利用者はぜひこの裏技を積極的に活用してください。
最後に
如何でしたでしょうか?
今回は楽天ペイを使った現金化事情について解説してきました。
残念ですが楽天ペイを使って現金化することはできません。
現金化目的で決済アプリを利用するなら「auPAY」や「PayPay」、「ペイディ」を使ってください。
ですが、楽天ペイは普段使いとして考えれば非常に使い勝手のいい決済アプリでもあります。
ポイントが貯まりやすい他に、貯めたポイントを支払い時に利用できますからね。
日常生活において必ず購入する生活必需品なんかを楽天ペイで決済すれば、残高を無駄にすることはありません。
また貯めたポイントを支払いに充てれば節約することもできます。
楽天ペイの残高は現金化できなくても使い道が豊富に用意されていることを覚えておいてください。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。