ソフトバンクとLINEがコラボした新しいスマホブランド「 LINEMO(ラインモ)」。
その料金の安さから多くのメディアに取り上げられたオンライン専用プランですね。
もちろんソフトバンクまとめて支払いにも対応しています。
ただし携帯キャリア決済現金化を目的としているならLINEMOは契約してはいけません。
なぜなら LINEMOだと携帯キャリア決済現金化は利用できないからです。
LINEMOはソフトバンクまとめて支払いに対応してるのに、何で携帯キャリア決済現金化を利用できないの?
このような疑問を思い浮かべる人もきっといることでしょう。
そこで今回の記事では、LINEMOから携帯キャリア決済現金化が利用できない理由について、そのすべてをお教えします。
またLINEMOという料金プランについても徹底解説。
こちらの記事を最後までご覧いただければLINEMOに関するすべての疑問を解決できるでしょう。
LINEMOから携帯キャリア決済現金化が利用できない理由
冒頭でも触れましたが、 LINEMOから携帯キャリア決済現金化は利用できません。
もちろんLINEMOはソフトバンクまとめて支払いに対応しています。
ですが携帯キャリア決済現金化は利用できないんです。
なぜなら LINEMOのソフトバンクまとめて支払いには規制がかかっているから。
ソフトバンクが提供するソフトバンクまとめて支払いとLINEMOのソフトバンクまとめて支払いでは、その仕様に若干の違いがあります。
それでは下記よりLINEMOのソフトバンクまとめて支払いについて詳しく解説していきます。
LINEMOのソフトバンクまとめて支払いには規制がある
ソフトバンクとLINEMOを同じに考えてはいけません。
LINEMOはあくまで「ソフトバンクとLINEがコラボした新しいスマホブランド」。
純粋なソフトバンクのサービスではないんです。
ワイモバイルと同じ扱いだと考えれば分かりやすいかも知れません。
ソフトバンクまとめて支払いを現金化する場合、ソフトバンクオンラインショップから現金化対象商品を購入する必要がありますが、注意事項に次のような文言が記載されています。
ワイモバイルから購入することはできないとしっかり記載されていますよね?
こちらと同じ現象がLINEMOでも起こっているんです。
要するに従来のソフトバンクまとめて支払いとサブブランドのソフトバンクまとめて支払いでは、その利用範囲に差が生じているということです。
「 Yahoo!知恵袋」でも同じような回答を見つけました。
やはりLINEMOのソフトバンクまとめて支払いではソフトバンクオンラインショップで現金化対象商品を購入できないようです。
もちろんサブスクの課金には問題なく対応しているLINEMOのソフトバンクまとめて支払いですが、あくまで携帯キャリア決済現金化と考えた場合、非対応である(現金化できない)ことを覚えておきましょう。
LINEMOとは?LINEMOの概要を徹底リサーチ
ソフトバンクから2021年3月に発表されたオンライン専用の格安プラン「LINEMO(ラインモ)」。
ですが「名前は聞いたことあるけどLINEMOって実際どんなプランなの?」といった疑問を思い浮かべる人も多いことでしょう。
そこで以下より、LINEMOの月額料金やオプションサービスについてまとめました。
LINEMOの基礎知識としてご覧ください。
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プラン
LINEMOとは「ソフトバンクとLINEがコラボした新しいスマホブランド」です。
ソフトバンクの回線を使用しているので通信が安定しているのが特徴的ですね。
5Gにも対応していながら従来のスマホ料金プランとは価格が大きく異なり、月額990円から契約可能。
中身自体はソフトバンクと何ら変わりないため、料金プランの見直し時にLINEMOの検討をする人も多いです。
またLINE使用時のギガがカウントされない「ギガフリー」も若い世代から注目を集めています。
LINEのトークや投稿だけでなく電話も対象。
最近はオンラインでのコミュニケーションも増えているため、LINEMOに乗り換える人も多数いらっしゃるんですよ。
LINEMOには2種類の料金プランが用意されている
LINEMOには「ミニプラン」、「スマホプラン」といった2つの料金プランが用意されています。
以下をご覧ください。
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
ギガ | 3GB | 20GB |
月額料金(税込み) | 990円 | 2,480円 |
2021年7月に発表された「ミニプラン」は月額料金が1,000円以下という破格の安さ。
といってもあくまで基本となる月額料金の話。
ギガ数により契約料金が変わってくるため、普段どのくらいデータ通信量を使用するかで一番最適な料金プランを選択するといいでしょう。
LINEMOのオプションサービス一覧
LINEMOには以下のようなオプションサービスが用意されています。
またこの他にも留守番電話プラスやグループ通話、転送電話といったオプションがキャリア回線ごとに選択可能。
特に10分電話かけ放題や端末保証は人気のサービスなので、万が一に備え予め導入しておくといざというときに役立ちます。
ウイルスバスターオプション | 月額462円 |
---|---|
LINE MUSICオプション | 月額825円 |
フィルタリングオプション | 無料 |
10分電話かけ放題オプション | 月額968円 |
端末保証オプション | 月額495円~ |
この他に通話オプションとして2つの料金プランがあります。
通話準定額プラン | 550円 | 5分以内、国内通話無料 |
---|---|---|
通話定額プラン | 1,650円 | 国内通話は時間制限なしで無料 |
LINE通話だけでは物足りないと感じる人は、通話オプションを検討してもいいかもしれません。
LINEMOのメリット・デメリット
次にLINEMOのメリット・デメリットを見ていきます。
安くて通信速度が速いというメリットがある反面、サポートの仕組みや機能面でまだまだ改善の余地があるのも事実。
安さだけを追い求めて契約してしまうとあとから後悔してしまうことにもなり兼ねませんので、LINEMOのメリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。
LINEMOのメリット
まずLINEMOのメリットから取り上げていきますね。
毎月の携帯電話料金が安くなる
LINEMOのメリットは何といっても月額料金の安さ。
20GBでも月額2,480円という破格の安さは業界最安値です。
ソフトバンクの料金プラン「メリハリ無制限プラン」が7,238円なのに対し、 LINEMOは約3分の1の料金設定ですからね。
ちなみにWi-Fi環境がある人や普段スマホをあまり使わない人なら3GBのミニプランがオススメ。
月額料金を1,000円以下に抑えられるため、毎月の携帯電話料金の節約にも繋がります。
通信速度が速くて安定している
ソフトバンク回線を利用しているため通信速度が安定しているのもポイント。
昼夜問わず通信速度を気にすることなく使用できる点は、格安スマホでは絶対に実現できない大きなアドバンテージです。
また5G端末の場合、追加料金なしで5G通信ができるのもLINEMOの強みといえるでしょう。
LINEスタンプが無料で使える
サブスクリプションサービスである「LINEスタンププレミアム(月額240円)」に登録することで、その日から700万種類ものLINEスタンプが使い放題。
しかもLINEMO加入者には毎月LINEポイントが240ポイント自動で付与されます。
つまり「LINEスタンププレミアム(月額240円)」がポイントで還元されるため、実質無料で700万種類ものLINEスタンプが利用できるというわけです。
多くのクリエイターが毎月新しいスタンプを発売している中、その都度購入するのは出費がかさみますよね?
特に若い世代ではスタンプを多用する人も多いため、このメリットはぜひ活用してほしいところです。
解約時の違約金や事務手数料が0円
LINEMOは「プランやサービスをシンプルに提供したい!」というコンセプトのもと生まれた新プランです。
そのため解約時の違約金や事務手数料は一切不要。
従来のスマホプランは2年契約が当たり前ですから、途中解約する際に発生する違約金で苦労した人も多いはず。
ですがLINEMOは何のペナルティもないため、いつでも契約を解除できるんです。
とはいえ短期間で複数回の契約・解除を繰り返すと携帯電話会社のブラックリストに載る恐れがあるため、いたずらに契約・解除をおこなうのは控えましょう。
LINEMOのデメリット
次にLINEMOのデメリットについて見てみましょう。
サポートはオンラインのみ
LINEMOのサポートはオンラインのみでしか対応していません。
問い合わせ方法は公式LINEアカウントもしくはWebサイトからのチャットのみ。
電話やメールでの相談ができないため、緊急時の対応に遅れが生じるデメリットがあります。
このようなサポートの手薄さを不便に感じるユーザーが一定数いるのも事実。
スマホの操作に慣れていない人にとっては大きなマイナスポイントといえるでしょう。
キャリアメールが使えなくなる
LINEMOのプランに加入するとキャリアメール「@softbank.jp」が使えなくなります。
今までキャリアメールをメインに使用していた人はアドレスを変更しなければいけません。
「Gmail」もしくは「Yahoo!メール」を代用しましょう。
LINEMOのソフトバンクまとめて支払いは使い勝手が悪い
LINEMOはソフトバンクまとめて支払いに対応しているのは事実ですが、従来のソフトバンクまとめて支払いより使用できる範囲に制限があります。
上記項目「LINEMOのソフトバンクまとめて支払いには規制がある」でも触れた通り、一番のデメリットはソフトバンクオンラインショップでデジタルコードが購入できない点ですね。
現金化目的の人もいればアプリ課金でデジタルコードを購入したいと考える人もいます。
そんな中でこのような規制は大きなマイナスでしかありません。
また今現在ソフトバンクやワイモバイルでサブスクなどの支払いをおこなっている場合、LINEMOにプランを変更したあと再設定する必要があります。
ソフトバンクやワイモバイルで設定していた支払い情報は一切引き継がれません。
これらを踏まえた上で考えるとLINEMOのソフトバンクまとめて支払いは使い勝手が悪いといえますね。
ソフトバンクの割引・特典に非対応
LINEMOはソフトバンクの家族割やその他キャンペーンの対象外です。
例えばソフトバンクには「家族割り(最大1,210円値引き)」や「おうち割光セット」などの割引がありますが、LINEMOでは適用されないため、キャリア使用時のお得感は薄くなります。
そもそも従来のソフトバンクの料金プランであっても、割引を併用することで通常の料金プランより割安になることもありますよね?
単純な安さだけを見るのではなく、まずは自分に適用する割引や特典、普段使用しているサブスクなどをチェックしてみるといいでしょう。
18歳未満は契約できない
LINEMOは18歳未満の人は契約できません。
もし契約するなら20歳以上の人に代理契約してもらう必要があります。
ただし契約後にチャットサポートから使用者を変更しなければいけません。
また18歳未満の人を使用者に登録すると、原則としてフィルタリングサービスが適用されます。
iPhoneでは「あんしんフィルター」、Androidでは「ファミリーリンク」が無料で付帯。
未成年者が安心してスマホを利用するための有害情報シャットダウンサービスなので親御さんとしては安心できますね。
ちなみにチャットサポート時間は9時~22時、年中無休で対応可能。
申し込み後すぐに連絡して使用者を変更できます。
現金化できない!LINEMOは人を選ぶ料金プランなので要注意
ここまでの説明から、LINEMOは単純な携帯電話料金の安さだけを追い求める人にとってはお得なプランだといえます。
ただし携帯キャリア決済現金化を目的として考えるなら契約してはいけないプランでもあります。
理由はすでに解説した通り、 LINEMOのソフトバンクまとめて支払いでは携帯キャリア決済現金化を利用できないから。
またサポート体制の手薄さから、2台持ちの1台として考えるならまだしもメインのスマホとして考えるには心許ないです。
SIMフリーの格安スマホより優れているけど大手携帯3社には劣るといったとこでしょうか?
もしLINEMOの契約を検討している人がいるのなら、ご自身の利用目的とLINEMOのメリット・デメリットをしっかり照らし合わせた上で判断してください。
少なくても携帯キャリア決済現金化を利用したいと考えている人にはオススメできない料金プランですよ。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。