現金化できる？IIJmioの携帯キャリア決済現金化事情について

契約回線をドコモ、auから選択できる「IIJmio」。

月額料金の安さに定評のあるSIMフリースマホですね。

そんなIIJmioですが、携帯キャリア決済現金化を利用できるのか気になりませんか？

「契約回線をドコモ、auから選択できるならキャリア決済だって利用できるはず！」

このように考えている人も少なからずいらっしゃいます。

そこで今回の記事では、IIJmioの携帯キャリア決済現金化事情について徹底解説。

携帯キャリア決済現金化目的でIIJmioを契約しようと考えている人は、ぜひ一度こちらの記事を参考に契約の有無を検討してみてください。

IIJmioの携帯キャリア決済現金化事情

まず今回の記事でもっとも重要な「IIJmioの携帯キャリア決済現金化事情」についてお答えします。

IIJmioから携帯キャリア決済現金化は利用できるのか？

答えはNo。

IIJmioから携帯キャリア決済現金化は利用できません。

なぜならIIJmioはキャリア決済に対応していないからです。

こちらの「 料金表」からオプション一覧をご覧ください。

いくら探してもオプション一覧にキャリア決済の文字は見当たらないですよね？

そもそもSIMフリースマホは料金の安さに重点を置いているため、余計な機能を取り除いている場合がほとんど。

この点については決済機能にもいえることです。

もし携帯キャリア決済現金化を利用したいと考えるなら、IIJmioではなく大手携帯3キャリアのいずれかと契約しましょう。

IIJmioってどんなSIMフリースマホ？

では、IIJmioとは一体どんなSIMフリースマホなのでしょうか？

IIJmioは「 株式会社インターネットイニシアティブ」が提供するSIMフリースマホです。

数あるSIMフリースマホの中でも高い人気を得ていますね。

その理由は以下の通り。

SIMフリースマホと聞くと速度が遅かったりサポートが充実していなかったりと、悪い印象を受ける人が一定数いらっしゃいます。

ですがIIJmioは、そのようなSIMフリースマホのデメリットをいくつも克服しているため、SIMフリースマホを敬遠してきた人でも違和感なく使用できる仕組みになっているんですよ。

IIJmioで注目すべき5つのメリット

次にIIJmioの代表的な5つのメリットについて見ていきましょう。

料金が安いと知っている人は多いですが、料金以外にもたくさんのメリットがあるんです。

各項目ごとに解説していくので、IIJmioが気になる人は是非一度確認してみてください。

ギガプランで月額料金が割安になる

IIJmioのギガプランは他社より料金が安く設定されています。

以下、比較表をご覧ください。

※音声通話SIMの料金で比較しています。
※すべて税込価格となります。

こちらの比較表をご覧いただければ、すべての容量プランにおいてIIJmioが安いことがわかりますよね？

SIMフリースマホを利用する人の最大の目的は月額料金を安く抑えること。

IIJmioに乗り換えることで月額料金を安く抑えられるのは事実なので、あとはどの容量を選択してどれだけ月額料金をカットするか、この点に注視する必要があります。

ご自身の用途に合わせて検討してみてください。

通話アプリ「みおふぉんダイアル」が超便利

IIJmioでは専用の通話アプリである「みおふぉんダイアル」を利用できます。

みおふぉんダイアルを利用することで得られるメリットは以下の通り。

スマホに保存している連絡先をみおふぉんダイアルに同期させればそのまま利用できるので、使いにくさはあまり感じないと思います。

また上記で紹介したメリットの他にも、みおふぉんダイアルを利用することで通話料金が半額になるメリットもあるのですが、今ではみおふぉんダイアルを使わずに通話した場合でも、通常の通話料金の半額で利用できます。

ただしみおふぉんダイアルの「通話かけ放題オプション」には要注意。

正直、オプション料金が割高なのであまりオススメできません。

通話かけ放題オプションを契約しなくても十分活用できるメリットがあるので、乗り換えや新規契約を検討する際に考慮してみてください。

データ容量のシェア・プレゼントに対応

IIJmioはデータ容量のシェア、プレゼントに対応しています。

同一mioID内で契約している回線であればデータ容量をシェアできるので、データ容量を使いきれないまま消失してしまうといった無駄がありません。

家族間などでシェア・プレゼントできるとかなり便利です。

5Gオプションが無料

IIJmioでは「5Gオプション」を無料で利用できます。

他社の場合、有料となるケースもあることから、5Gの無料オプションで高速通信できるのは非常に大きなメリットといえるのではないでしょうか？

ですが以下のユーザーは5Gが利用できないので注意してください。

• eSIM
• SMS機能付きSIM（タイプD）
• プリペイドSIM

これら3つのプランを契約しても5Gは利用できないので注意してください。

タブレットユーザーに嬉しい「タブホ」

IIJmioは「タブホ（タブレット使い放題）」というサービスを月550円で利用できます。

雑誌を購入するにしても1冊500円以上かかる場合がほとんどですよね？

ですがタブホなら、月550円支払うだけで幅広い雑誌が読み放題になるため、金銭面から考えてもかなりコスパがいいです。

しかもタブホを利用すれば1,000冊以上の幅広いジャンルの雑誌が読み放題。

雑誌を月に1冊以上購入している人は検討する価値ありです。

万が一に備えた充実のサポート体制

IIJmioでは、万が一に備え、以下3つのサポート体制が用意されています。

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

クラウドバックアップ「AOS Cloud」

「AOS Cloud」とは、AndroidやiPhoneに保存してあるデータをバックアップし、容量無制限でクラウドに保存するサービスです。

スマホ内には、音楽や動画、画像などの大切なデータがたくさん入っているので、それらのデータを容量無制限でバックアップできるのは嬉しいですよね？

Wi-Fi利用時に自動でバックアップしてくれるので、バックアップを忘れることもありません。

料金も安く月550円で利用できるため、データの消失に備えスマホ内のデータを完璧にバックアップしたい人は活用しましょう。

スマホ端末サポート

IIJmioにはスマホ端末サポートとして以下のオプションがあります。

「新品／中古 端末補償オプション」は、IIJmioで購入された「新品／中古 端末」を保証してくれるオプション。

また「つながる端末補償」は、IIJmioを契約した際に利用しているスマホを補償してくれるオプション。

どちらの補償も破損、故障、水濡れなどのトラブル時に修理・交換してもらえるので、予期せぬトラブルが起こった場合でも安心です。

「スマホの操作サポート」に関しては、基本的な操作方法や疑問などをオペレーターが解説してくれるので、スマホの操作が苦手な人でも問題なく初期セッティングをおこなえます。

セキュリティソフト

IIJmioでは、以下のセキュリティソフトを利用できます。

• ウイルスバスターモバイル
• マカフィーモバイル

それぞれの特徴については下記を参考にしてください。

ウイルスバスターモバイル

ウイルスバスターモバイルは、スマホ向けのセキュリティ・ウイルス対策アプリ。

主に以下のような対策に効果的です。

危険なアプリやウェブページで個人情報が漏洩した経験のある人、またネットリテラシーに不安のある人は加入することを推奨いたします。

マカフィーモバイル

マカフィーモバイルもウイルスバスターモバイルと同様のスマホ向けセキュリティ・ウイルス対策アプリ。

アプリ・SDカードをリアルタイムでスキャンし、不正なコードの侵入を防止してくれます。

危険なウェブサイトやリンクを検知した場合は警告もしてくれるので、知らぬ間に危険なウイルスに感染したくない人は導入を検討してみましょう。

IIJmioの通信速度について

IIJmioの通信速度は他社と比較しても比較的早い傾向にあります。

以下をご覧ください。

※2021年12月時点での平均速度です

ダウンロード速度はYouTubeでの動画視聴、SNSを使用する際に参考となる数値で、アップロード速度はファイルをアップロードする際に参考となる数値です。

46.1Mbpsあれば動画の視聴・SNSなど快適に利用できるので、速度に関しての心配はいりません。

IIJmioで気をつけるべき4つの注意点

ここまではIIJmioの特徴やメリットについて紹介してきましたが、もちろん気をつけるべき注意点も存在します。

それは次の4つ。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

店舗がないためサポートはすべてオンライン

IIJmioには実店舗がないため、何かわからないことや聞きたいことがあっても、オンラインでしかサポートを受けられません。

店舗があれば出向くだけですべての疑問を解決できるのですが、オンラインサポートのみとなると、インターネットに慣れていない人にとってはハードルが高いと感じる可能性があります。

もし対面でのサポートを希望する場合、IIJmioを契約するのは辞めた方がいいでしょう。

低速通信に要注意！3日間の通信量で速度制限

IIJmioでは、以下に当てはまる状態で3日間あたりの通信量が「366MB」を超えてしまうと、通信速度が制限されてしまいます。

• クーポン残量がない
• クーポンをOFFにしている

通信制限中の速度は非公開なので何ともいえませんが、通常よりかなり遅くなることは間違いありません。

またその影響でストレスが溜まることになるので注意が必要です。

支払い方法はクレジットカードのみ

SIMフリースマホの代表的な支払い方法はクレジットカード、口座振替です。

ですがIIJmioの支払い方法はクレジットカードのみとなるので、クレジットカードを所有していなければ契約自体できません。

また支払い可能なクレジットカードも決まっています。

ポイントはプリペイドカードやデビットカードでは支払いできない点。

支払い方法でクレジットカードのみ対応ということならまだわかるのですが、プリペイドカードやデビットカードでは支払いできないとなると、正直、使い勝手が悪く感じてしまいますね。

最低利用期間と解約手数料

IIJmioのギガプラン・mioモバイルのデータSIM・SMS SIMを利用している場合、最低利用期間を過ぎてからの解約であれば、解約金などの手数料は発生しません。

最低利用期間は利用開始月の翌月末日。

ギガプラン以外のプランで音声通SIMを利用している場合、契約から12ヶ月以内に音声通話機能を解約すると、音声通話機能解除調定金が発生するので注意してください。

使い勝手から考えるIIJmioの向き不向き

これまでの説明で、IIJmioの特徴や注意点など、そのすべてをご理解いただけましたよね？

その上でIIJmioの向き不向きを考えると、以下に当てはまる人はIIJmioと契約すべきではないと判断できます。

当然ですが、SIMフリースマホはキャリア決済に対応していないため、携帯キャリア決済現金化そのものを利用できません。

またスマホの操作に慣れていない人にとっては、オンライン専用サポートはハードルが高いですし、データ容量の規制に関しては不便の一言。

もちろんIIJmioを契約することで毎月の携帯電話料金が安くなったり、その他の恩恵も受けることはできますが、トータルバランスで考えると大手携帯3キャリアには劣ります。

2台持ちの1台として考えるならともかく、メインで利用する携帯電話としては利便性に欠けてしまいますね。

もしIIJmioとの契約を考えている人がいるのなら、ご自身の利用目的をしっかり考えた上で契約の有無を決めてください。