現金化できる？QTmobileの携帯キャリア決済現金化事情について

大手携帯3社より月額料金が安いため、多くのユーザーから根強い人気を得ているSIMフリースマホ。

その中の一つに「QTmobile」があります。

そこまで知名度が高いわけではないので知らない人も多いと思いますが、QTmobileは契約回線を大手携帯3社から選べることで注目されているんですよ。

そんなQTmobileですが、携帯キャリア決済現金化を利用できるのか気になりませんか？

「契約回線を大手携帯3社から選べるなら携帯キャリア決済現金化だって利用できるでしょ！」と考える人もきっといるはずです。

そこで今回は、QTmobileの携帯キャリア決済現金化事情について徹底解説。

「QTmobile×現金化」のすべての疑問にお答えします。

また合わせてQTmobileの全容からメリット・デメリットについても紹介しますので、今現在、QTmobileを契約するか迷っている人はぜひこちらの記事を参考にしてください。

QTmobileの携帯キャリア決済現金化事情について

契約回線を大手携帯3社から選べるQTmobileですが、携帯キャリア決済現金化に対応しているのでしょうか？

答えはNO。

QTmobileでは携帯キャリア決済現金化を利用することはできません。

なぜならQTmobileはキャリア決済非対応だから。

ここで次のような疑問を思い浮かべる人がいるはずです。

「契約回線を大手携帯3社から選べるのに何でキャリア決済非対応なの？」

この点については次の項目「QTmobileはキャリア決済に対応していない」で詳しく解説します。

QTmobileはキャリア決済に対応していない

さきほどもお伝えしましたがQTmobileはキャリア決済非対応です。

「契約回線を大手携帯3社から選べるならキャリア決済も利用できるでしょ！」という認識を持っている人は完全に間違い。

そもそもQTmobileのようなSIMフリースマホは、契約回線を大手携帯3社から選べるといっても実際は大手携帯3社から通信回線をレンタルしているだけ。

ドコモ、au、ソフトバンクの直接的なサービスを受けられるわけではないんです。

サービスそのものはあくまでQTmobile独自のものとなり、ドコモ、au、ソフトバンクとはまったくの別物であると考えてください。

QTmobileってどんなSIMフリースマホ？

携帯キャリア決済現金化には対応していないQTmobileですが、一体どのようなSIMフリースマホなのでしょうか？

「 QTmobile」は、九州電力グループの通信会社である「 QTnet」がサービスを展開するSIMフリースマホです。

他のSIMフリースマホと比較すると上記でも紹介した「大手携帯3社から好きな回線を選択できる」他に、「補償が充実している」、「お得なキャンペーンが充実している」といったメリットが目立ちますね。

特にキャンペーンが充実している点は他社より秀でた特徴になるので、お得に乗り換えたい人にとってはおすすめなSIMフリースマホです。

料金体系については「 月額料金・オプション」からご確認ください。

QTmobileのメリット・デメリット

それではQTmobileのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリットだけでなくデメリットも把握することで自分に合うSIMフリースマホなのか確認できますよ。

QTmobileのメリット

QTmobileのメリットは以下の通り。

それぞれの項目ごとに解説していきます。

キャンペーンが充実している

QTmobileで現在開催しているキャンペーンは以下の5つ。

これらの中でも「30,000円キャッシュバックキャンペーン」に注目。

QTmobileに乗り換えを考えている人にとってはお得な内容です。

このような契約者に優しいキャンペーンを展開している点は、他社より秀でたメリットといえるでしょう。

契約回線を大手携帯3社から選べる

何度も紹介している通り、QTmobileはドコモ、au、ソフトバンクの中から契約回線を選択できます。

他社の場合、決められた通信回線としか契約できないケースが多いのですが、QTmobileならその地域の電波状況から一番最適な回線を契約できるため、電波状況の悪さを最大限カバーできるんですよね。

しかしソフトバンク回線は2GBプランがないので、2GBプランを契約したいならドコモかauを選択することになります。

ソフトバンク回線の契約を考えている人はこの点に注意しましょう。

余ったデータ容量は次月に繰り越しできる

QTmobileの契約プランで定められたデータ容量を当月に使いきれなかった場合、残りのデータ容量は翌月に繰り越しできます。

他のSIMフリースマホだとデータ容量を繰り越せず、そのまま消失するパターンも多いですよね？

ですがQTmobileならそんな心配をする必要なんてありません。

データ容量についてシビアに考えている人にとっては嬉しいポイントといえるでしょう。

端末補償サービスの内容が充実している

QTmobileでは「端末補償サービス（ワイド）」に月額550円で加入できます。

この補償サービスがポイント。

QTmobileで購入した端末だけでなく、今まで利用していた端末でも補償サービスに加入できるんです。

修理・交換の対象は、「自然故障・落下による破損・水濡れ」と幅広く、メーカー保証と同等の保証範囲。

交換の場合は1回目4,000円、2回目8,000円かかりますが、修理で済む場合は無料対応可能な点も大きな特徴の一つといえます。

1契約につき最大5台まで登録できるため、スマホだけでなくタブレットなど複数所有している人にとっては、万が一に備えておくためにもぜひ加入したいサービスですね。

QTmobileのデメリット

次にQTmobileのデメリットですが次の5つが目立ちます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

料金が高い（かけ放題加入時）

QTmobileの「かけ放題オプション」は月額料金が他社より高額です。

他社のかけ放題オプション料金を見てみましょう。

QTmobileの純粋な基本料金はそこまで高くありません。

ですが「かけ放題」に加入した場合の月額料金は高額なため、かけ放題オプションに加入することを前提に考えている人はQTmobileに拘る必要はないですよ。

通信速度が極端に遅くなる時間帯がある

通信速度が時間帯によって極端に遅くなるSIMフリースマホ特有のデメリットがある点も忘れてはいけません。

ちなみにQTmobileの時間帯別通信速度（平均ダウンロード速度）は以下の通り。

この数値から分かる通り、QTmobileは昼の時間帯の平均ダウンロード速度が極端に遅いです。

昼間の時間帯にスマホを頻繁に利用する人にとっては大きなデメリットといえるでしょう。

通信速度の切り替え非対応

QTmobileはUQモバイルやIIJmioで利用できる通信速度の切り替えに対応していません。

通信速度の切り替えに対応していると通信速度を低速にしてデータ容量を節約できるのですが、QTmobileは対応していないため、データ容量を節約したい人にとっては大きなデメリットになります。

どうしても通信速度の切り替えが利用したい場合は他社を検討するしかありません。

支払い方法がクレジットカードのみ

QTmobileの支払い方法はクレジットカードしか選択できません。

そのためクレジットカードを所有していない人は契約そのものができないんです。

楽天モバイルやBIGLOBEモバイルは口座振替にも対応していることを考えると、QTmobileは契約するまでのハードルが高いといえます。

毎月の電話料金の支払いにクレジットカードを使いたくない人は、他社のSIMフリースマホを検討するしかありません。

店舗が少ないためショップ対応は無意味

現在QTmobileのショップは全国に9店舗しか存在しないため、実際に店舗まで足を運ぶのは難しいです。

店員の方に話を聞きながら契約したい人や、オンライン契約するのが不安という人にとってはデメリットになります。

さらに先ほど紹介したキャンペーンの一つ、「QTmobile複数申し込みキャンペーン」は店舗限定なので、自宅近くに店舗がない人には参加するのが難しいキャンペーンです。

解約金が発生するケースもある！利用期間に要注意

QTmobile最大の注意点は解約金が発生する可能性があること。

また解約金が発生するケースは契約回線の利用期間によって異なります。

参考までに以下をご覧ください。

データコースを契約しているなら解約金は発生しませんが、その他の場合だと解約金が発生します。

この点を事前に確認しておかなければあとから後悔することにもなり兼ねないので注意してください。

QTmobileの契約方法・解約方法について

それでは参考までにQTmobileの契約方法・解約方法について紹介します。

契約方法に関してはそこまで難しくないのですが、解約方法については少し面倒なので、契約を考えている人は事前に以下手順をご覧になっていた方がいいですよ。

QTmobileの契約方法

QTmobileの契約方法は以下の通りです。

1. ステップ①：現在契約中の携帯電話会社へMNPの予約申込み（電話番号を引き継ぐ場合）をする。
2. ステップ②：本人確認書類を準備する。
3. ステップ③：QTmobileのWEBサイトや店舗で申し込みをする。
4. ステップ④：SIMカードや端末が届く。
5. ステップ⑤：MNP切替の手続きをする。
6. ステップ⑥：SIMカードを装着し端末の設定をする。

今現在使用している電話番号をQTmobileで引き継ぐ場合、契約中の携帯電話会社に連絡しMNP予約番号を発行します。

その後、本人確認書類を準備し、WEBか店舗から申し込み手続きをおこなってください。

MNP予約番号はここで使用するので事前に発行しておきましょう。

SIMカードが届いたらQTnet会員専用ページからMNP切替の手続きをし、電話番号などを引き継ぎます。

注意点
1時間から4時間はスマホが利用できなくなるので気をつけてください。

最後にSIMカードを装着し端末設定をおこないます。

契約した回線によって設置方法が異なるため、QTmobileのホームページに沿って設定しましょう。

QTmobileの解約方法

次にQTmobileの解約方法ですが手順は以下の通り。

1. ステップ①：電話で解約の申し込みをする。
2. ステップ②：SIMカードを返却（ドコモ・ソフトバンク回線のみ）する。

解約する際は事前に解約申込期日を確認しておくことをオススメします。

解約申込期日は契約した回線によって異なるため注意してください。

期日までに解約の連絡ができなければ翌月解約となるので気を付けましょう。

解約申込期日が確認できたらお問い合わせ窓口に電話をして解約申請をおこないます。

窓口の電話番号や受付時間は以下の通り。

解約自体は電話のみで完了しますが、ドコモ・ソフトバンク回線で契約している人はSIMカードを返却する必要があります。

以下の住所に返却してください。

ここまでの手順でようやくQTmobileの解約作業は終わりです。

手続き自体は難しくないのですが面倒ですよね？

この作業に見合うだけの価値がQTmobileにあるのかといえば正直微妙なところです。

解約作業の面倒さを考えると他社のSIMフリースマホを選んだ方がいいような気もしますね。

最後に

如何でしたでしょうか？

今回の記事では、QTmobileの携帯キャリア決済現金化事情について詳しく解説する他に、QTmobileの全容からメリット・デメリットまで紹介してきました。

携帯キャリア決済現金化を利用したいならQTmobileは絶対に契約しないでください。

またQTmobileを契約するか検討している人は、解約金が発生するかもしれないことを把握した上で判断してください。

端末補償サービスの内容が充実している点は他のSIMフリースマホにない魅力を感じるのですが、総合的にはメリットよりデメリットの方が多く感じます。

何か特別な拘りがない限りQTmobileを契約する必要はないと思いますよ。