NTTドコモの新しいキャリア決済サービス「d払い」をご存知でしょうか?
d払いを使えば、お店での支払いが簡単になるほか、ドコモユーザーなら月々の携帯電話料金と併せてのお支払いも可能です。
今回はドコモの便利な新キャリア決済サービス「d払い」について説明していきます。
「d払い」ではQR決済が可能
d払いとは、NTTドコモが2018年4月25日に始めたばかりのQR決済サービスです。
スマホで専用のアプリにQRコードを表示させ、お店のタブレットに読み取ってもらうだけで決済が完了します。
新しいキャリア決済の一種とお考え下さい。
d払いを利用するにあたって、現金を事前にスマホにチャージしておく必要はありません。
d払いで決済した料金は、後日、別の方法で支払うことになるのです。
後ほど、d払い料金の支払い方法について詳しく説明しますのでそちらを参考にして下さい。
d払いはNTTドコモのサービスですが、auやソフトバンクなどドコモ以外の携帯キャリアと契約している人でも利用可能です。
QR決済アプリ「d払い」の登録方法
d払いを利用するためには、アプリのダウンロードとドコモのサービスアカウントである「dアカウント」への登録が必要です。
d払いのアプリは、App StoreかGoogle Playからダウンロードできます。
dアカウントはドコモユーザーの方なら既に持っていると思いますが、ドコモユーザーではない場合、アカウントを持っていない方は多いはずです。
アカウントを持っていない方は、まず、ドコモのdアカウントでアカウントを作りましょう。
dアカウントは、NTTドコモの公式ホームページの「MY docomo」の「新規登録」から作成できます。
d払いのアプリを立ち上げると、途中でdアカウントへのログインが要求されます。
IDとパスワードを入力してdアカウントにログインしたら、画面の指示に従って登録作業を進めてください。
登録が完了すると、アプリの画面にQRコードとバーコードの画面が表示され、d払いが利用できるようになります。
QR決済の利用手順
d払いは、実店舗とオンラインショップの両方で利用可能となっています。
それぞれ使い方は違いますが、どちらも簡単に決済が可能です。
ここでは、d払いの実店舗とオンラインショップ、それぞれの利用方法について説明していきます。
実店舗でQR決済を使う場合
実店舗でd払いを使う場合の利用方法は、以下の手順となります。
- 店員にd払いで支払うことを伝える
- d払いのアプリを起動する
- アプリの画面に表示されたQRコードをお店のタブレットにかざす
d払いでの決済は、たったこれだけで完了です。
このほかにも、QRコードと一緒に表示されるバーコードをレジで読み取ってもらう方法もあります。
オンラインショップではQR決済不要で手続き可能
オンラインショップでd払いを使う場合、QRコードを使う必要はありません。
d払いに対応したオンラインショップの注文情報入力画面で、お支払い方法にd払いを選択します。
決済の手続きにはドコモの4ケタのパスワード(ネットワーク暗証番号)か、dアカウントのIDとパスワードの入力が必要です。
QR決済で支払った料金の確認方法
d払いで店頭での支払いが完了すると、支払った料金がスマホの画面に表示されるほか、登録したメールアドレスにレシートメールが送付されます。
さらに、これまでd払いで支払った料金の履歴も、先ほど紹介したdアカウントにアクセスすることで確認可能です。
自分のdアカウントのページへは、d払いのアプリのメニューからアクセスできます。
d払いで決済した料金の支払いにはキャリア決済も利用可能です!
d払いで決済した料金の支払い方法は、以下の4種類となっています。
- 電話料金合算払い
- 「ドコモ口座」残高からの引き落とし
- VISA、Mastercardのクレジットカード払い
- dポイントでの支払い
ドコモユーザーなら、d払いで決済した料金を月々のスマホ料金と合算して支払う「電話料金合算払い」が利用可能です。
また、d払いの料金の支払いは、NTTドコモが提供する決済・送金サービスである「ドコモ口座」からでもおこなえます。
ドコモ口座では、口座にお金を入れることで、口座の残高からオンラインで買い物や送金ができます。
このドコモ口座の残高から、d払いで決済した料金を引き落とすことも可能です。
ドコモユーザー以外の方は電話料金合算払いが使えないので、クレジットカードで支払いましょう。
VISAとMastercardのクレジットカードなら、d払いの料金の支払いに利用できます。
さらにドコモ独自のポイントである「dポイント」もd払いの決済に使えます。
dポイントによる支払いの場合、1ポイント1円で使用可能です。
dポイントはドコモのサービスを利用することで入手でき、d払いで決済した時も200円の支払いにつき1ポイントがもらえます。
dポイントの残高はアプリの画面に表示されるほか、支払いにdポイントを使う場合も、アプリ画面に表示される「dポイントで支払う」のボタンからワンタッチで設定可能です。
QR決済が利用可能なお店を紹介
d払いは、すべてのお店やオンラインショップで使えるわけではありません。
d払いが使えるのは、d払いに対応した店舗のみとなっています。
では、d払いの対応店舗には、どのようなお店があるのでしょうか?
ここでは、d払いの対応店舗について紹介していきます。
QR決済可能な実店舗
2018年6月時点で、d払いは23種類のお店で利用可能となっています。
d払いが利用できるおもなお店は以下のとおりです。
- 髙島屋
- タワーレコード
- URBAN RESEAERCH(アーバン・リサーチ)
- UNITED ARROWS(ユナイテッド・アローズ)
- 和民
このように、d払いはすでに有名なお店で利用可能です。
さらに、2018年の8~9月にはローソンの全店舗でd払いを導入する予定になっているほか、マツモトキヨシも2018年中にd払いを導入予定となっています。
ただし、これらのお店の全店舗でd払いが利用できるというわけではないので注意が必要です。
例えば髙島屋の場合、2018年6月時点でd払いに対応しているのは「新宿」「大阪」「京都」の3店舗のみとなっています。
対応店舗については、d払いの公式ホームページから確認できるので、事前にチェックしておきましょう。
QR決済可能なオンラインショップ
次に、d払いの利用が可能なオンラインショップについても紹介していきます。
2018年6月時点で、d払いは45件のオンラインショップで決済が可能となっています。
おもな対応ショップは以下のとおりです。
- メルカリ
- 髙島屋オンラインストア
- マツモトキヨシオンラインストア
- 無印良品ネットストア
- アニメイトオンラインショップ
オンラインショップも実店舗同様、有名なショップがd払い対応店舗に名を連ねています。
d払いに対応しているオンラインショップについても、公式ページから確認できるので、気になるという人はチェックしてみましょう。
QR決済サービス「d払い」まとめ
NTTドコモの新サービス「d払い」では、アプリをダウンロードすることでQRコードやバーコードの読み取りによる決済が可能です。
d払いで決済した分の料金は、ドコモユーザーなら月々の携帯料金と合算して支払えます。
ドコモユーザー以外でも、クレジットカードからの支払いが可能です。
d払いはサービスに対応したお店やオンラインショップで利用可能で、すでに髙島屋やタワーレコード、和民などの有名店が対応店に名を連ねています。
d払いでの決済は、店舗側の目線で考えてもタブレット一台で簡単に決済手続きがおこなえるため、今後も多くの店舗で導入されることが予測できます。
興味があるという方は、ぜひアプリをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
- クイックチェンジ編集部
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