
キャリア決済現金化についてネットで調べていると「換金率」、「買取率」という言葉が出てきます。
キャリア決済現金化とは、キャリア決済の利用枠で購入した商品を買取してもらうことで現金を得る行為(現金化)なので、換金・買取のどちらも当てはまると思いますよね?
ですが、この2つの言葉には明確な違いがあるんです。
また、「換金・買取」という言葉の違いは非常に大きく重要なポイントでもあるので、キャリア決済現金化の利用を検討している人は、必ず換金率・買取率の違いについて知っておいてください。
キャリア決済現金化の取引手法は換金率、買取率で分かる
キャリア決済現金化でよく目にする「換金率」、「買取率」ですが、単純に気分や好みで使い分けているわけではありません。
「換金率」、「買取率」はそれぞれ取引手法が異なるんです。
各取引手法に関する詳細は下記をご覧ください。
換金率はキャッシュバック方式
「換金率」はキャッシュバック方式での取引手法を採用している業者が使う言葉です。
キャッシュバック方式とは、その名の通り「商品を購入する特典として現金をキャッシュバックする」といった取引。
現金化業者側が商品を用意・販売し、利用者がその商品を購入することで現金を還元する。
例えば、販売価格100,000円の商品を購入した場合、購入特典として90,000円キャッシュバックしてもらえるといった流れですね。
買取率は買取方式
「買取率」は買取方式での取引手法を採用している業者が使う言葉です。
買取方式とは、利用者が別の場所で仕入れてきた商品を業者に買取してもらう取引。
いわゆる「転売」に近い手続きとなります。
換金率には要注意!キャッシュバック方式の現金化は摘発事例有り
「換金率」、つまりキャッシュバック方式での現金化は、その取引手法に違法性のある可能性が高いため非常に危険。
過去に摘発された事例もあるくらいです。
こちらの項目では、実際に起こった過去の摘発事例、キャッシュバック方式の問題点について紹介します。
事実上のヤミ金融
現金化業者として最初に検挙されたのは、2011年に摘発された「キャッシュバックス」という業者。
当時はキャリア決済という仕組みが無かったため、クレジットカード現金化として営業していた業者が出資法違反で逮捕されています。
摘発の理由は法外な利息を得ていたことが問題となっていますが、その裏にはキャッシュバック方式によるさまざまな問題点が潜んでいます。
この件の一番の問題はキャッシュバック方式という性質そのもの。
現金化業者はお金に困った利用者に対し、自社製品として取り扱っているおもちゃのネックレス(1個30円〜120円)などを数千円〜数十万円で販売していました。
その後、カード会社から入金された現金の一部を利用者にキャッシュバックすることで現金化の取引が完了。
その際に得た売り上げとキャッシュバックしていた金額の差額、つまり事実上の利息が法定の11倍以上だったのです。
利用者が購入商品の詳細について把握していなかったことや、取引金額が商品価値と比べて極端に高額だったことから、商品の売買は形式的なものであると認定され摘発に至りました。
実際に商品を購入しない現金化
上記ではクレジットカード現金化業者の摘発事例について紹介しましたが、これはキャリア決済現金化業者にも当てはまります。
そもそもキャリア決済現金化が安全といわれる最大の理由は、「利用者がしっかり商品を購入し、その商品を現金化業者に買取してもらう」からです。
ですが、キャッシュバック方式では「商品の売買」がおこなわれないケースが非常に多いのです。
一体どういうことなのか?
キャリア決済現金化のキャッシュバック方式は、クレジットカード現金化のキャッシュバック方式と同様にあらかじめ業者側で販売する商品を用意し、その商品を利用者にキャリア決済で購入してもらいます。
その後、商品を購入した特典として購入代金の一部をキャッシュバック名目で振り込む流れです。
ですが、この手続き自体に違法となる種があるのです。
現金化を利用する人からすれば、欲しいのは現金であり購入する商品にこだわりはありません。
というより「商品は何でもいい、いらない」という人が大半。
現金化業者は原価のかからない激安商品に50,000円や100,000円という高額な値段を付け、利用者に購入してもらう代わりに特典として40,000円や90,000円をキャッシュバック名目で振り込みます。
もちろん利用者は現金を得ることができますし、業者も差額分の利益を得られるという仕組みです。
また商品に関しても郵送が面倒だからと送らないケースがほとんど。
要するにあくまで形式上での手続きなので、実際はカラ決済で取引が完結することになります。
しかし、商品の郵送がなければ違法となり摘発の対象になってしまうのです。
景品表示法に抵触する可能性
商品を売買する際、注意しなくてはならないのが「景品表示法」。
景品表示法は過剰な広告、おまけ(景品)によって不当に消費者を釣ろうとするやり方を取り締まる法律です。
景品表示法は大きく分けて2つのルールを定めています。
- 景品規制(豪華すぎるおまけを禁止するもの)
- 表示規制(ウソや大袈裟な広告を禁止するもの)
そのため、景品表示法の観点からも摘発される可能性が十分考えられます。
キャリア決済を現金化するなら絶対に「買取方式」
先ほどの項目でお伝えした通り、キャッシュバック方式の現金化はリスクが非常に高いため、キャリア決済現金化を利用するなら絶対に買取方式を選ぶべきです。
ここからは、買取方式の現金化が安全である理由について詳しく解説していきます。
買取方式とは?
買取方式とは、利用者が購入した商品を現金化業者が買取することで現金化できる仕組みです。
買取の対象商品は各現金化業者が指定する商品に限定されますが、キャッシュバック方式とは異なり利用者が指定商品をどのショップで購入しても問題ありません。
主な商品としてよく挙げられるのが「Appleギフトカード」、「Amazonギフト券」などのデジタルコード。
これらは公式オンラインショップなどから等価で購入できるため、実際に振り込まれる金額の計算もしやすく初心者でも安心です。
買取方式は「商品の転売」と同じ行為なので違法性がない
キャッシュバック方式は、実際に商品の郵送がなかったり、商品価値がないものに対し価格を極端に引き上げるグレーゾーンな取引が多いです。
ですが、買取方式は違います。
買取方式の現金化は、一度自分自身で購入した商品を現金化業者に買取してもらう行為なので、いわゆる「転売」に近い手続きになります。
不要になった商品の売買は公的に認められた取引なのでまったく違法性がありません。
というより、違法となる余地すらないのです。
買取方式は景品表示法に抵触しない
買取方式は景品表示法に抵触することはありません。
なぜなら買取方式で取り扱われる商品は、Appleギフトカードのような既に商品価値が決まったものだからです。
お金と同じ価値を持つものを取引するので、極端な価格調整をおこなうと現金化業者、利用者のどちらかが大損してしまうので取引が成立しません。
例えば100,000円分のAppleギフトカード。
100,000円分のAppleギフトカードは現金100,000円分の価値があり、市場価値も100,000円です。
そんな100,000円分のAppleギフトカードを現金化業者が極端に単価を上げ200,000円で買取してしまうと、当たり前ですが業者は100,000円分損してしまいます。
逆に100,000円分のAppleギフトカードを10,000円で買取すると、利用者が90,000円分損してしまいます。
お互いのメリットが釣り合わなければ成立しない取引なので極端な価格調整はできません。
つまり業者が法外な利息を得ることが仕組み上できないので、摘発の対象となることはあり得ないのです。
まとめ
ここまでの解説をご理解いただければ、現金化する際の取引手法は「買取方式」を選ぶべきだとお分かりいただけましたよね?
キャッシュバック方式は業者側が裏で価格操作をおこなうこともできるため、取引の公平性を保つことは難しいでしょう。
極端にいってしまえば業者側がなんでも好きなようにできてしまいます。
それに対し買取方式は、価格と価値がイコールの商品を取り扱うため法外な価格操作は皆無。
もちろん取引の公平性も保たれます。
まっとうな取引をおこなうためにも現金化は「買取方式」を選ぶべきなのです。
最後に、今回の記事で重要となるポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
- 「換金率」はキャッシュバック方式での現金化
- 「買取率」は買取方式での現金化
- キャッシュバック方式は摘発の対象となり得る
- 買取方式は違法性がないので安心・安全
- キャリア決済現金化は「買取率」の業者で取引する
- クイックチェンジ編集部

- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。



