【朗報】キャリア決済現金化を利用しても携帯電話は止まらない

キャリア決済現金化に対して「怪しい!」とか「違法なんじゃないの?」と思っている人が非常に多いです。

イメージとしてはクレジットカード現金化をキャリア決済でおこなうということ。

実はキャリア決済現金化に違法性はなく、真っ当に利用することで携帯電話も止められることはありません。

今回の記事では、今すぐ現金が欲しい人に向け、キャリア決済現金化を利用しても携帯電話が止められない理由について解説していきます。

キャリア決済を現金化したら携帯電話が止まるは誤報

「キャリア決済 現金化」で検索してみると、「携帯電話が止まる!」とか「違法だ!」などという情報がたくさん出てきますよね?

しかし頭ごなしに全てを違法だと決めつけるのは間違いであり、それはもはやデマ、誤報。

一体なぜなのか?

その答えはキャリア決済を現金化する仕組みについて正しく理解することで見えてきます。

キャリア決済を現金化する仕組み

キャリア決済を現金化する仕組みについて理解しましょう。

キャリア決済とは商品の購入代金を携帯電話料金と一緒に支払うサービス。

仕組みはクレジットカードと同じ。

決済したタイミングで翌月の携帯電話料金にキャリア決済の支払いも組み込まれます。

キャリア決済にはあらかじめ利用限度額が設けられており、その範囲内で買い物ができるようになっています。

キャリア決済を使って現金を得る「キャリア決済現金化」とは、単純に「商品を買って売る」ということ。

よって前倒しで現金を手にする、また翌月の携帯電話料金の支払い時に返済するという方法になります。

「商品を買って売る」だけなので、何も違法性はありませんし咎められることもありません。

そのため「キャリア決済を現金化したら携帯電話が止まる」という頭ごなしの情報は全てデマ、誤報といえるのです。

キャリア決済利用限度額の違い

参考までにキャリア決済が利用できる「ドコモ」「au」「ソフトバンク」それぞれの利用限度額の違いについて解説していきます。

せっかくキャリア決済現金化が安全だと分かっていても、キャリア決済そのものの限度額について理解しておかなければ最大限の効果は得られませんよね?

キャリア決済の限度額は携帯電話の契約年数によって変わる」でも紹介している通り、限度額は各携帯キャリアごとに細かく条件が決まっているので、詳細については必ず把握しておくようにしましょう。

d払い・ドコモ払い

契約期間限度額
19歳まで10,000円/月
20歳以上3か月内10,000円/月
20歳以上24か月内30,000円/月
20歳以上25か月以降最大100,000円/月

ドコモのキャリア決済は「d払い・ドコモ払い」というサービスです。

こちらは年齢と継続契約年数によって利用限度額の上限が変動する仕組みになっています。

20歳以上で25ヶ月以上ドコモを継続利用すると最大で10万円となります。

5万円/8万円/10万円の中から設定できるので、現金化を利用する場合は最大の10万円になるように設定しておきましょう。

auかんたん決済

限度額
~12歳1,500円/月
~17歳10,000円/月
~19歳20,000円/月
20歳以上最大100,000円/月

auのキャリア決済は「auかんたん決済」というサービスです。

こちらは年齢と支払い実績、サービス利用状況によって限度額が変動する仕組みになっています。

特に「サービス利用状況」については詳細情報が公式にアナウンスされていないので、キャリア決済現金化を利用する前に限度額を確認しておいた方がよいでしょう。

こちらも最大で10万円の利用枠となります。

ソフトバンクまとめて支払い

限度額
~12歳2,000円/月
20歳未満20,000円/月
20歳以上100,000円/月

ソフトバンクのキャリア決済は「ソフトバンクまとめて支払い」というサービスです。

こちらは利用者の年齢によって限度額が変動する仕組みとなっています。

もちろんクレジットカードと同じような仕組みなので支払い状況も関係してくると思いますが、公式なアナウンスはされていません。

こちらも最大10万円の利用枠となります。

キャリア決済の最大限度額は10万円

携帯キャリア3社とも細かく条件は異なりますが、いずれも最大10万円がキャリア決済の利用限度額となります。

ドコモは利用者の年齢に加えて携帯電話の継続契約年数も上限決定の基準となるので、契約したばかりの人は10万円まで使うことはできません。

一方auとソフトバンクは年齢の区切り方が違うものの、それぞれ継続利用年数は条件に入っていないので、年齢と支払い状況に問題なければ10万円まで利用できる可能性は高くなります。

ドコモを最近契約したばかりという人は、24ヶ月経過するまで限度額が最大にならないのでその点ご注意ください。

キャリア決済を現金化しても携帯電話が止まらない理由

とはいえ、これだけ「キャリア決済現金化を利用すると携帯電話が止まる」というデマ、誤報が出回っていると本当に大丈夫なのか心配になりますよね?

そんな人のために、ここからはキャリア決済現金化を利用しても携帯電話が止まらない理由を2点、詳しく解説していきます。

理由① キャリア決済現金化は単純な売買行為

キャリア決済現金化の仕組みでも説明した通り、「商品を買って売る」といういわゆる「売買行為」になります。

正規のルートで購入した物の所有権は購入者に委ねられるので、その後に使うか売るかは自由。

もし仮にキャリア決済現金化が違法なのであれば、オークションサイト、リサイクルショップも違法ということになります。

名称は違いますがサービス内容は同じですからね。

キャリア決済現金化は単純な売買行為なので違法性はまったくないのです。

理由② 違法摘発されたクレジットカード現金化とは別物

以前クレジットカード現金化で摘発された事件があったのをご存知でしょうか?

その時の手口は商品の売買ではなく、クレジットカード現金化業者が「架空決済」、いわゆるカラ決済をおこない、その一部を利用者に還元するという方法でした。

これはカード会社と利用者からお金を騙し取る完全に違法な行為です。

そもそもキャリア決済現金化はこのような悪質手法ではなく、商品を正式に買取する「買取方式」になります。

先ほど説明したとおり、商品の売買は公に認められた行為なのでそこに違法性はなく、携帯電話も止められることはありません。

キャリア決済現金化はリサイクルショップの買取と同じ

ここまでの説明ですでにお分かりの通り、キャリア決済現金化はリサイクルショップの買取と仕組みは同じです。

リサイクルショップは所有者の不要な品物を買取し、その買取した品物を安く販売するビジネス。

金券ショップが分かりやすい例です。

「チケットを買ったけどいらなくなった」という人から安く買取することで、販売価格も安く抑えられるのです。

あくまで「買った品物がいらなくなったから売る」という状況と何も変わりませんので安心してください。

ただし注意点が一つあります。

現金化目的の商品購入は携帯電話会社の利用規約に違反

携帯電話会社の利用規約には、「現金に換金することを目的としたキャリア決済での商品購入」を禁止する項目があります。

規約違反が発覚すると強制解約になるリスクがあるのです。

とはいえ、利用者が「現金化目的で商品購入」をおこなったかどうかという判断基準は非常に曖昧。

明確な証拠を持って確認すること自体難しいケースが多いです。

ですが現金化を目的とした商品購入だと疑われる可能性のある行為があります。

  • 金券等のチケットを大量に購入した
  • 買取率の高い商品を一度に大量購入した

上記は確実に指摘される行為というわけではないのですが、怪しい行為であることに間違いありません。

自然な購入を心がけるなら「日にちを開ける」「一度の購入数を減らす」などの工夫は必要です。

基本的にリサイクルショップでの買取とやっていることは同じなので、あとは怪しまれない程度にキャリア決済を利用すれば問題なく現金化することが可能です。

携帯電話会社は購入商品の使い道までは把握していない

当たり前ですがキャリア決済で購入した商品が何に使われたのかを携帯電話会社が把握することはありません。

購入した商品は手元に届いた時点で購入者の所有物となるので、それを使用したのか買取してもらったのかまでは分からないのです。

買取という行為自体に違法性はないのですが、上述の通り利用規約に違反する可能性はあります。

そのため不審な購入と疑われ調査された場合、規約違反と判断される可能性があることだけ注意してください。

例外もあるので要注意!それは「料金滞納」という悪質行為

ここまでキャリア決済現金化は安全だとお伝えしてきましたが、一つだけ例外があります。

それは料金の滞納。

ここでは滞納してしまった場合のデメリットについて解説していきます。

また料金滞納を含むキャリア決済の注意点について詳しく知りたい人は「 キャリア決済を利用するときに気をつけるべき注意点とは?」をご覧ください。

料金滞納した場合に起こるデメリット

携帯電話が止まる

キャリア決済は後払い決済システムです。

後払いで商品を購入するということは後で必ず支払いしなければいけません。

支払いを滞納してしまうと信用情報に傷がつくだけでなく、クレジットカードが作れなくなる、携帯電話が止まる。

最悪の場合、携帯電話会社から強制解約されてしまいます。

また料金を滞納している間はキャリア決済も利用できません。

キャリア決済現金化を利用する場合、必ず翌月には支払いできる計画を立ててから利用しましょう。

それができなければ支払いそのものが追いつかず、いつまで経っても借金に追われてしまうことになります。

強制解約になったら再契約は困難

携帯電話を強制解約された場合、CICという信販会社にブラックリストとして掲載されます。

携帯電話会社は携帯電話の不正利用防止のため、この信用情報をキャリア間で共有しており、新規契約をする際の審査で引っかかる可能性が極めて高くなります。

そうなった場合、滞納している料金を全て支払わなければ携帯電話の新規契約ができません。

また支払いが完了したとしても、新規契約できるかどうか分からない状態になります。

これが原因で自分名義では携帯電話を契約することができず、家族名義で契約する人が跡を絶ちません

たとえ家族名義で契約したとしても、同じように滞納を繰り返してしまえば名義を貸してくれた家族に多大な迷惑がかかることになります。

そうして人間関係が壊れていく人も多いので料金滞納だけは絶対に避けましょう。

キャリア決済現金化は手軽に利用できる安全なサービスです

ここまでの説明でキャリア決済現金化は安全なサービスであるということがお分かりいただけたと思います。

今回の記事で抑えておきたい重要なポイントは次の通り。

  • キャリア決済現金化を利用しても携帯電話は止まらない
  • キャリア決済現金化は法律上違法ではない
  • キャリア決済現金化は買取方式
  • キャリア決済の限度額は最大10万円程度
  • 携帯電話会社の利用規約に違反する可能性あり
  • 料金滞納すると強制解約、再び携帯電話を契約することが難しくなる

キャリア決済現金化には違法性がなく、正しく利用すれば咎められることは一切ない安全なサービスです。

クレジットカードのようにカード番号やセキュリティコードを入力する必要はなく、自分で決めた暗唱番号を入力するだけで決済完了。

いつでも手軽に利用できますが、その反面、返済計画をしっかり立てた上で利用しなければ、料金滞納というトラブルに繋がる可能性も考えられます。

今現在、キャリア決済現金化が発覚して取り締まりされたという話はありませんが、料金滞納を繰り返していると商品購入履歴などを詳しく調査されてしまうことは間違いありません。

そうなってしまうと携帯電話会社の利用規約で禁止されている「現金化目的での商品購入」が発覚することになります。

最悪の場合、強制解約となる可能性があるので料金滞納だけは絶対に避けましょう。

といっても自己管理をしっかりしていればそこまで難しく考える必要はありません。

キャリア決済現金化は携帯電話一つで全ての手続きが完結する便利なサービスなので、気になっている人はお気軽にお問い合わせください。

クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。