キャリア決済現金化とは、クレジットカードを持っていなくても携帯電話からお金を引き出すことができる方法。
その上、オンラインで全ての手続きが完了するので、誰にも知られることなく最短即日で資金を調達することができます。
しかしそのためには、当然キャリア決済現金化をサポートしてくれる業者を通さなくてはなりません。
基本的にはメール、電話でのやり取りになるので、どのような業者を利用すれば良いのか悩みますよね?
利用する業者が優良店なのか悪質店なのか。
ホームページをパッと見ただけでは分かりづらいため、最悪の場合、悪質店に騙され詐欺被害に遭う可能性も考えられます。
そこで今回は、悪質店に騙されないようにするためにも、「キャリア決済現金化を利用するなら優良店を見極めろ!」というテーマでキャリア決済現金化業者の優良店の見極め方を解説していきます。
キャリア決済現金化の悪質店に騙される事例が多発
ここ最近、急激にキャリア決済現金化が流行りだしたことで、それを補助するためのキャリア決済現金化専門業者が一気に増えました。
もちろん正当なビジネスなので真っ当な業者が多いのですが、ユーザーの弱みにつけ込んで詐欺行為を働く悪質店も増加傾向にあります。
悪質店に騙された事例
キャリア決済現金化は、基本的にオンライン上でのやり取りを通じて、Appleギフトカードなどのデジタルコードをお金に換えるという方法を取ります。
手順は簡単。
まず各携帯電話会社のオンラインショップからキャリア決済を使ってデジタルコードを購入。
携帯電話会社のオンラインショップからギフトコードが送られてくるので、そのギフトコードを買取業者に送信します。
その後、業者側の定めた買取率で現金を振り込んでもらえるという流れです。
悪質店に騙される場合、ギフトコードを送信した時点で業者と連絡が取れなくなり、現金が振り込まれないというパターンがほとんど。
最大10万円分のデジタルコードは悪質店に渡ってしまい、自分に残るのはデジタルコードの購入に使った借金だけ。
それだけでなく口座情報も教えてしまっているため、もしパスワードが漏れてしまったらお金を勝手に引き出される可能性もあります。
考えただけでも恐ろしい話です。
騙された時の対処法
では騙されてしまった場合どうすればいいのか?
実はキャリア決済現金化で詐欺に遭ってしまった場合、どうすることもできないケースがほとんどです。
キャリア決済現金化という行為そのものは違法ではありません。
詳しくは「 キャリア決済現金化は違法じゃない!その理由について教えます」をご覧ください。
ですが各携帯電話会社の利用規約に違反する可能性があります。
そのため騙されたとしても訴えることが難しい状況になってしまうのです。
そうなってしまうと、最大10万円の枠で利用した金額の全てを騙し取られてしまい、泣き寝入りするしかなくなりますよね?
厳密にいうと裁判所を通じて訴えを起こすこともできますが、そうすると携帯電話会社の利用規約に違反していることが明るみに出てしまいますし、悪質店の問い合わせ先もコロコロ変わる可能性があるので追求できないケースも多いです。
このような被害を防ぐためには事前に優良店、悪質店をしっかり見極め、自己防衛するしかないのです。
悪質業者に騙されないためにも、悪質店の特徴について知っておきましょう。
悪質店の特徴とは?こんな業者は利用するな!
では悪質店の特徴とはどんなところにあるのか?
実は悪質店には一定の共通点があるのです。
ここでは悪質店の特徴と見極める方法について解説していきます。
ホームページの作りが雑
一番最初に見るポイントはホームページの作り込みです。
悪質店は詐欺行為をおこなって利益をたくさん得るため、基本的に個人または数名で活動しています。
そのためホームページにお金をかけていないことが多く、作りは粗悪な傾向にあります。
特にチェックすべきポイントは「会社概要」。
- 代表者氏名
- 会社所在地(店舗所在地)
- 電話番号
悪質業者の場合、以上の3項目が曖昧な内容になっていることが多いです。
会社所在地や代表者氏名が明記されていなかったり、電話番号が携帯電話の番号になっている場合は利用しないようにしましょう。
また会社所在地の項目に住所が入っているものの、番地などの詳しい情報が抜けているケースもありますので注意してください。
高すぎる買取率を設定している
キャリア決済現金化の専門業者は、デジタルコードの種類によって相場に合わせた買取率を決めています。
ユーザーとしてはより買取率の高い業者を選びたいですよね?
悪質店はそのようなユーザーの心理を逆手に取り、普通ではありえない高買取率で誘い込もうとします。
「Appleギフトカード最大買取率80%!」と「Appleギフトカード買取率95%保証!」ではどちらの業者を使いたいですか?
やはり少しでもお金が多くもらえる後者を選びたくなりますよね?
悪質店はそこにつけ込んできます。
ホームページにどれだけ高い買取率を掲載したとしても、ユーザーを騙してお金を振り込まない悪質店は損することはありません。
そのためありえない買取率を掲載しているのです。
買取率を比較する際、平均より高すぎる業者があった場合は徹底的に調べてから判断しましょう。
電話サポートに非対応
悪質店は詐欺目的で活動しているため、直接音声でやり取りする電話を嫌います。
なぜなら電話だと通信会社に音声履歴が残ってしまうからです。
詐欺のほとんどはこの音声履歴から明るみになります。
その反面ホームページ上でのやり取りであれば、海外サーバーをいくつも経由して運用することで足がつかなくなり逃げ切ることができるのです。
業者の見極めの際は電話サポートがあるかどうか必ず確認するようにしましょう。
また電話番号が頻繁に変わる業者には要注意。
既に被害者から何かしらの訴えや問い合わせを受けて電話番号を変更している可能性が高いからです。
電話サポートの電話番号が頻繁に変わるとリピーターを逃してしまうことに繋がります。
まともな運営をしていたら電話番号を変えるなんてことはしないでしょう。
アドレスがフリーメール
メールアドレスがフリーメールの場合も要注意。
フリーメールというのは個人でいくつも取得することができる上に、いつでも削除することができるため詐欺にもよく利用されます。
メールでのやり取りは買取業者とユーザーの双方に文面として履歴が残るため、万が一トラブルがあった場合は調査対象となります。
フリーメールであれば架空の企業情報でも作成ができてしまうため簡単に逃げることができますよね?
そのためフリーメールで運営している買取業者には注意してください。
言葉がタメ口・乱暴
まともな業者であれば商売の基本である言葉遣いは徹底しているはず。
悪質店の中にも稀に問い合わせ専用の電話番号を用意していることがありますが、その際、言葉遣いがタメ口であったり乱暴である場合は注意が必要です。
社員教育がなっていない時点で詐欺もしくは誠意のない業者であることが多いため、まともに対応してくれる業者を探しましょう。
キャリア決済現金化業者は実績のある優良店を選ぼう
キャリア決済現金化は自分の口座情報も開示することになるため、悪質店に引っ掛からないようにしなくてはなりません。
そのためにはなんといっても買取実績のある優良店を選ぶことが大切。
ホームページの作り込みを見たり口コミなどを確認して優良店かどうかを見極めましょう。
口コミを見る際、対象となる業者のホームページだけでなく、さまざまな比較サイトから確認するとより信憑性が増します。
ただし悪質店はさまざまな比較サイトに自作自演の口コミを投稿している可能性もあるため注意が必要です。
業者選びの6つのポイント!優良店の特徴を紹介
ここでは優良店を「安全に取引できる誠実な店舗」という定義でお話します。
安全に取引をするための優良店を見極めるポイントとしてどこを見れば良いのか?
ここからは優良店の特徴について解説していきます。
ホームページの作りがしっかりしている
優良店は事業に予算を投資しているため、ホームページの作り込みがしっかりしています。
AppleギフトカードをはじめAmazonギフト券やその他デジタルコードを取り扱っているケースが多く、それぞれの詳細ページなども揃っていると尚信頼性が増します。
その中でも特に見ておきたいのが先ほどもお伝えした「会社概要」。
会社概要では先ほどの悪質店の判断材料となった以下の3項目を確認します。
- 代表者氏名
- 会社所在地(店舗所在地)
- 電話番号
まず代表者氏名が明記されていることが大切。
続いて所在地についても番地まで全て書かれていればより信頼性は増します。
また電話番号にも固定電話番号があればしっかり会社として運営されていることが分かります。
取引の過程でトラブルがあった場合、これだけの情報が揃っていれば必ずどこかで足が付くので、業者側としても詐欺行為などはできないでしょう。
買取率が高すぎない
キャリア決済現金化業者もボランティアではなくビジネスとして運営しているので、あまりにも高すぎる買取率は設定できません。
2019年11月現在で調査したところ、買取率の平均は75%前後(Appleギフトカード)が相場となっています。
今後は分かりませんが今現在の買取相場で考えた場合、優良店で買取率90%を超えるケースはありえないといえるでしょう。
振込金額を事前に提示してもらえる
取引の際、振込金額を事前に提示してもらえるというのも大切なポイント。
キャリア決済現金化業者の中には「最大○○%で買取」という書き方をしている業者も多数あります。
実際何パーセントで買取してもらえるのか、いくら入金されるのかを事前に提示してくれるような業者は、誠実なやり取りをしてくれる傾向にあるので優良店である可能性が高いです。
電話サポートにも対応している
優良店は人気も高く取引件数が非常に多いため、コールセンターを設けていることが多く、電話サポートにも対応しています。
それくらいの規模になると一度の詐欺で事業を潰してしまうわけにもいかないはず。
またリピーターの人たちに常に安定したサービスを届けなければいけないため、詐欺行為をおこなっている場合じゃありません。
事業の一環としてサービスを提供している業者は誠実な対応をしてくれます。
また電話サポートに実際問い合わせてみるのも一つ。
そこでオペレーターの言葉遣いや対応の誠意を垣間見ることができます。
電話サポートで丁寧に案内してくれるような優良店であれば、初めてキャリア決済現金化を利用する人でも安心して取引できます。
まずは相談してみるのが良いでしょう。
アドレスがフリーメールじゃない
優良店は独自のドメインでメールアドレスを取得している傾向にあります。
独自ドメインの取得とサーバーの維持には毎月固定で費用がかかるため、そのコストを回収できるよう事業を継続させる必要があります。
メールのやり取りの最中にアドレスを確認して見てください。
@から後ろがその業者名やそれに近いものが入っている場合は安心して大丈夫です。
また返信されたメールの文面からその業者の対応の誠実さも分かります。
こちらの質問に誠心誠意回答してくれているのか、言葉遣いは丁寧かなどをチェックしてみてください。
セキュリティ対策をおこなっている
近年インターネット経由での個人情報流出が目立ちます。
よくニュースでも取り上げられていますよね?
そのためインターネットサービスを提供している全ての業者は、セキュリティ対策をしっかりおこなう必要があります。
一番効果的な方法はサイト全体を「https://」にすること。
「https://」の場合、お申し込みフォームやお問い合わせフォームの内容を全て暗号化し、第三者に解読できない状態で相手側に送ることができます。
このような対策をおこなっている業者は優良店のみ。
セキュリティに対しての考えが非常に高いといえます。
キャリア決済現金化はお金が絡むサービスのため、少しでもセキュリティ対策がしっかりしている業者を選ぶようにしましょう。
キャリア決済現金化を利用するなら優良店を見極めろ!
キャリア決済現金化を利用する際の過程はオンライン上でのやりとりで全て完結します。
そのため相手の姿は見えません。
だからこそ、素早く、また誰にもバレずに手続を完結することができる反面、詐欺なども横行している現状があります。
キャリア決済を現金化するということは、今現在、現金が不足しているという状況なのでしょう。
そんな時、勇気を出してキャリア決済現金化を利用したいと思っても相談できる相手やサポートしてくれる人はいません。
できれば誰にも知られずに一人で完結させたいと思っているはず。
しかしそこで悪質店に引っかかってしまうと、購入したデジタルコードを騙し取られてしまい、借金だけが残ってしまうという悲劇が起こります。
優良店かどうかの見極めは慎重におこないましょう。
- クイックチェンジ編集部
- クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。