キャリア決済現金化の落とし穴!現金化できないキャリア決済について

キャリア決済とは、スマホ、iPhoneから支払い手続きがおこなえる便利な後払い決済サービス。

上手く活用すれば現金化することもできます。

ただキャリア決済といってもさまざまな種類があり、必ずしもすべてのキャリア決済が現金化できるわけではありません。

またキャリア決済によって購入できるショップや品目も微妙に異なるため、よく吟味しながら利用する必要があります。

では各キャリア決済においてどのような点に注意すべきなのでしょうか?

ここではキャリア決済現金化の対応・非対応などについて詳しく解説していきます。

全てのキャリア決済が現金化できるわけじゃない

キャリア決済は合理的な決済方法のように思えますが、意外と制限が多いことでも知られています。

代表的な例として、キャリア毎に利用できるショップの範囲が限られているという側面があります。

各キャリア決済には対応しているジャンルの有無があり、利便性の高いキャリア決済であれば現金化できるのですが、逆に利便性の低いキャリア決済だと現金化に必要な商品を購入することができません。

キャリア決済現金化は携帯電話会社の禁止事項に該当する

携帯電話会社はキャリア決済現金化を認めているわけではないので注意してください。

法律的にはキャリア決済によって商品を購入し、その商品を売却してお金に換えたからといって違法にはなりません。

ただし携帯電話会社としては、基本的にキャリア決済を現金化する行為は禁止事項として取り上げているのです。

もしキャリア決済を現金化したことが携帯電話会社にバレてしまった場合、罰則の対象となる可能性が非常に高いです。

現金化がバレたとき

罰則にも強弱があり、軽い場合は注意程度で済みますが、重大な場合はキャリア決済の限度額が下げられたり利用制限をかけられたりします。

携帯電話料金の滞納などと重なってしまうと、強制解約処分になってしまい携帯電話が利用できないというケースも想定されます。

更に重大な処分としては、CICという信用情報機関に事故記録が掲載されブラックリスト入りしてしまう。

ブラックリスト入りすることで、異なる携帯電話会社への加入が数年間おこなえなくなる可能性も否定できません。

このように携帯電話会社からは決して認められた手段ではないことを理解してください。

その上でキャリア決済現金化を利用することが重要なのです。

キャリア決済現金化の対応・非対応について

さきほど携帯電話会社によってキャリア決済を利用できるショップ、ジャンルが異なると説明しましたが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか?

各携帯電話会社におけるキャリア決済の違いを適切に理解すれば、これから携帯電話を契約する際にどの携帯電話会社を選べばいいのか判断材料になります。

キャリア決済現金化を利用できるキャリア決済とは?

キャリア決済によって現金化するまでの手順は微妙に異なります。

ここではキャリア決済の中でもメジャーなドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いからおこなうキャリア決済現金化について紹介していきます。

ドコモ払い

ドコモ払い

ドコモ払いの最大限度額は月100,000円。

最もお得に現金化するには、まずドコモオンラインショップで買い物するところからスタート。

ドコモオンラインショップは、ドコモで取り扱っている携帯電話やタブレットを購入できることで有名。

iPhoneやiPad、Pixel、らくらくホン、キッズケータイなどが新規だけでなく機種変更としても購入できるのです。

またデータ通信製品や各種オプションも販売されていますが、その傍らでAppleギフトカードやGoogle Playギフトコードも購入可能になっています。

ドコモ払いを現金化する手順

まずドコモの携帯電話からドコモオンラインショップにログインします。

dアカウントを保有している場合、新規登録する必要はなくすぐにショッピングできるのが嬉しいですね。

ログイン後、Appleギフトカードを購入しましょう。

その際、決済方法としてドコモ払いの選択を忘れないでください。

またドコモ払いはWi-Fi接続した状態では利用できませんので、事前にWi-Fiを切断することも重要です。

購入したAppleギフトカードはメール配信されます。

Appleギフトカードがメールで届き次第、現金化業者に買取しもらうことでキャリア決済現金化が完了します。

基本的に全てのやり取りがインターネット上でおこなわれるため、上手く買取手続きを進めれば即日で現金化をおこなうことができます。

auかんたん決済

auかんたん決済

auのキャリア決済であるauかんたん決済の限度額は最大100,000円に設定されています。

この点はドコモ払いと同じですね。

auかんたん決済を現金化するには、au PAYマーケット経由で手続きを進めることが必須。

au PAYマーケットとは、auが運営する公式オンラインショップ。

au PAYマーケットはドコモオンラインショップとは違い、より幅広いジャンルの商品を取り扱っています。

例えば食品やお酒、家電、ライフスタイル、コスメティックアイテムなど大手ショッピングモールに匹敵するほどの品揃えです。

更には独自のウォーターサーバーの取り扱いもあり好評を得ています。

auかんたん決済を現金化する手順

au PAYマーケットでは、Appleギフトカードなどのデジタルコードが販売されているので、auかんたん決済を使い購入してください。

購入したAppleギフトカードを現金化業者に買取してもらうことでキャリア決済現金化が完了します。

また少し手間がかかりますがよりお得にポイントを貯めたい場合、一度auかんたん決済からau WALLETに残高をチャージしてAmazonギフト券を購入。

その後、Amazonギフト券を現金化業者に買取してもらうという方法も可能です。

ただしAmazonでアカウントを発行する、au WALLETをクレジットカードとして登録するといった余計な手間がかかるデメリットもあります。

高買取率を狙いたいなら利用する価値のある方法です。

ソフトバンクまとめて支払い

ソフトバンクまとめて支払い

ソフトバンクにおいても基本的にはソフトバンクオンラインショップでの買い物が必須となります。

もちろんソフトバンクのキャリア決済であるソフトバンクまとめて支払いを使っての買い物。

ソフトバンクオンラインショップでは、Appleギフトカードの他に携帯電話やバッテリーなどのオプション品、LINKといった革新的なデバイスも購入できます。

ソフトバンクまとめて支払いを現金化する手順

ソフトバンクまとめて支払いを現金化する手順としては、まずソフトバンクオンラインショップにログイン、Appleギフトカードを購入します。

もちろんその際にソフトバンクまとめて支払いを決済方法として選択することを忘れないでください。

その後、購入したAppleギフトカードを現金化業者に買取しもらうことでキャリア決済現金化が完了します。

auかんたん決済(UQモバイル)

UQモバイル

UQモバイルはauのセカンドブランド。

携帯電話サービスだけでなく、UQモバイルからでもauかんたん決済を利用することができます。

もちろんキャリア決済現金化も利用可能。

ただし注意点もあるので覚えておいてください。

一般的にはauもUQモバイルも同じauかんたん決済なら使い方も同じだと思いますよね?

ですがauとUQモバイルのauかんたん決済には異なる点があるんです。

まず限度額の上限が50,000円と若干物足りないものになっていること。

またau PAY マーケットにおいても、UQモバイルのauかんたん決済では利用制限(5Gプラン契約必須)があります。

そのため、4Gプラン契約者でUQモバイルからキャリア決済現金化を利用したいと考えるなら、料金プランを5Gに対応したものに変更するしかありません。

やはり総合的に見るとUQモバイルのauかんたん決済は、本家auのauかんたん決済より利便性が大きく劣ってしまうことが気になりますね。

キャリア決済現金化を利用できないキャリア決済とは?

大手携帯電話会社のキャリア決済なら問題なく現金化できるのですが、現金化できないキャリア決済も存在します。

下記にて詳しく紹介しますが、次のキャリア決済は現金化できないので注意してください。

ワイモバイルまとめて支払い

ワイモバイルまとめて支払い

ワイモバイルはソフトバンクの関連会社、いわゆる子会社に該当します。

セカンドブランドという位置づけですね。

決済サービスという観点でもワイモバイルまとめて支払いはソフトバンクまとめて支払いと類似しています。

限度額も100,000円とソフトバンクまとめて支払いと同じ条件で利用できるため、ぜひとも活用したいところ。

ただしワイモバイルまとめて支払いの場合、ソフトバンクオンラインショップでデジタルコードを購入することはできません。

そのためソフトバンクまとめて支払いと同じ流れで現金化することはできないのです。

ですが最近、バンドルカードと呼ばれるVISAブランドのプリペイドカードが誕生し、バンドルカードにワイモバイルまとめて支払いからチャージできるようになりました。

この方法ならAmazonギフト券を購入し、現金化業者に買取してもらうことでキャリア決済現金化は可能となりますが、バンドルカードを発行する手間、毎回バンドルカードにチャージする手間を考えると決して楽な現金化方法ではありません。

その他SIMフリーモバイルのキャリア決済

SIMフリーモバイル

最近ではさまざまな会社が携帯電話事業に参入しています。

その殆どがキャリア決済を採用していないため、大手携帯電話会社のキャリア決済を使った現金化は利用できません。

SIMフリーの会社であっても、実は大手携帯電話会社の回線を借りてサービスを提供しています。

ですが間借りしている回線が大手携帯電話会社のものであったとしても、キャリア決済は利用できませんので注意してください。

オークションサイトで購入した商品は現金化不可

大手携帯電話会社には独自の公式オンラインストアがあることを説明しましたが、他にもデジタルコードの発行を公式認定された正規販売店でもあるんです。

正規店で購入したデジタルコードは信用性が高いものとなりますが、最近ではオークションサイトにデジタルコードが出品されているのをよく見かけます。

オークションサイトの場合、正規店で販売されているデジタルコードより多少安く購入できるため、オークションサイトからデジタルコードを購入すればよりお得に現金化できると考えるかもしれません。

ただしオークションサイトで購入したデジタルコードは、既に使用済みとなっている可能性があるため信用性に欠けるのが実情です。

いくら現金化業者とはいえ信用性の低い商品を買取するわけにはいきません。

最悪の場合、買取不可と判断されます。

安易な考えでオークションサイトからデジタルコードを購入してしまうと、現金化できないだけでなくキャリア決済を無駄に使ってしまうことにもなり兼ねませんので、キャリア決済現金化を利用する際は信用性の高い正規販売店から商品を購入するようにしてください。

大手携帯電話会社のキャリア決済なら問題なく現金化できる

大手携帯電話会社であるドコモ、au、ソフトバンクの3社、またUQモバイルのキャリア決済であれば問題なく現金化できます。

ですがワイモバイル、SIMフリーモバイルを使っている場合、現金化できない、もしくは現金化するまでに手間や時間がかかるというケースが考えられます。

キャリア決済現金化を希望するのであれば、大手携帯電話会社に機種変更するか新規契約することも視野に入れなければいけません。

このような実情を想定した上で契約する携帯電話会社を選びましょう。

クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部
クイックチェンジ編集部は、キャリア決済現金化に関するさまざまな知識、携帯電話のお役立ち情報をいち早くお伝えするために日々活動しています。こちらの記事に対し、ご意見、ご要望など御座いましたらお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください。お送り頂いた内容を確認した後、次回の更新時に反映させて頂きます。